毎日の食事が未来の体を作る!
食を考える日
~食と野菜ソムリエの日~
私たちが呼吸する・体を動かす・遊ぶ・勉強する・・・全てに欠かすことのできないのが大切な「食事」。体は毎日摂る食事から作られるので、まさに「食べること=生きること」\(^0^)/
厚生労働省が掲げる健康日本21では、野菜350g以上・果物200g(可食部150g)以上を 1日の摂取目標量としているものの、野菜の1日の平均摂取量は292.3g(2014年)。たくさんの人が「野菜・果物を食べたほうが健康に良い!」と分かっていますが、この10年さほどの変動もない推移であり、まだまだ不足している状況なんです。もやし1袋(200g)を目安にすると、摂りやすいかもしれませんね(*^^*)
さて、4月9日は語呂合わせで“4(しょ)9(く)”=食と野菜ソムリエの日。2005年に日本ベジタブル&フルーツマイスター協会(現:日本野菜ソムリエ協会)が、毎日を彩りのある食卓で、健康的な食生活を送るよう、年に一度見直す機会を作ってもらいたいという思いから制定されました。
食事は、
・風邪をひいたから野菜・果物を食べて治そう!→×
・“○○を食べたらお肌によい♪”などと聞き、それだけを食べ続ける→×
・意識してバランスよく食べる→◎
というもの。
「バランスよくって分からない」。。。そんな時は、彩りに気を付けるのもおススメ(^0^)v。料理が茶色だけ・黄色だけなど偏った色になっていませんか?赤・緑・黄色など彩りが良い食材だと、見た目でも楽しい食事になります♪
朝食にトーストだけではなく、ミカンも1個食べる。昼食に丼物だけより、野菜料理の小鉢も付く定食にする。外食へ行った夜には、エダマメやサラダ、煮物を選んでみるなどと、ちょっとした意識をすることで1日の摂取目安量にもグッと近づきます。
「あまり食べられなかった~」という日でも、翌日にはシッカリ食べて調整すればOKです!無理は禁物!美味しく楽しく食べることが大切です☆
生産者さんが丹精込めた野菜たちを、無駄なく美味しく食べることで、農業を次世代へ繋げていくことにもなります0(^_^)0
ちなみに・・・
野菜ソムリエとは、日本野菜ソムリエ協会が認定する資格で、野菜・果物の知識を身につけ、そのおいしさや楽しさを理解し伝えることができるスペシャリストです。
スカーフ・バッジの色で、
★ジュニア野菜ソムリエ(初級)~野菜・果物の魅力を知り、自ら楽しむことができる。
★野菜ソムリエ(中級)~野菜・果物の魅力を周囲 に伝えるようになれる。
★シニア野菜ソムリエ(上級)~野菜・果物を通じ て社会で活躍できる。
の3段階となっています。
私たちは、もっと食べることを楽しんでもらえるきっかけになるよう、野菜・果物の魅力、おいしい食べ方や楽しみ方など、様々な活動を通して伝えています。
「知らないで食べる」から「知って食べる」に変わると、毎日の食生活がさらに楽しいものになるかもしれません(*^_^*)
私たちの毎日が、食を考える日でありますように☆
野菜ソムリエ 木田靖代
2016/4/8