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野菜のブーケで楽しむハロウィン☆

このレシピに使われた野菜たち"

ハッピ~ハロウィン☆
~ベジフルフラワー~

紅葉

初雪の便りを告げる雪虫たちの飛び交う姿もググッと増え、北海道もそろそろ本格的な冬支度かな・・・各地でピークを迎え始めている紅葉も見逃し注意です!意識して目線を移すと、身近でも自然が織り成す芸術を楽しむことが出来ます(*^^*)
さて、ハロウィン気分が盛り上がる頃となり、売り場を彩るオレンジ色のカボチャたちを見ると、気分がウキウキしてきます。食卓もハロウィンカラーで彩って楽しみましょう♪

VF10月の講座のテーマは
「ハロウィンを楽しむブーケ☆」

ハロウィンカラーのオレンジ色や紫色の野菜たちを使ってベジフルフラワーを作り、ひと足お先に気分はハロウィンです☆オレンジ色のパプリカをメインに、使ったのはサツマイモ・ナス・ニンジン・スイスチャードなど7種類の野菜たち。
スイスチャードを使い分けると、カラフルな茎の色をより楽しむことが出来ます。それぞれ色味が違うので、出来あがったベジブーケの雰囲気も変わってきます。どこに入れようかな?と、作る人の個性が出てくるのが楽しいですね♪

VF見て楽しんだ後は美味しい料理に変身させて、ハロウィンの食卓を彩って楽しんでもらいたい♪とご紹介したのは、ハロウィンカラーのサラダレシピです。スイスチャードは加熱すると色が抜けてしまうので、せっかくのキレイな色味を活かすために生で使うと、ぐっと彩り鮮やかなサラダになります。ベジフルフラワーの野菜たちで、ハロウィンパーティーの食卓を彩ってみてはいかがでしょうか(*^-゚)v

~ハッピーハロウィン☆~

VFハロウィンは10月31日に仮装するだけのイベントではなく、宗教的な意味と収穫感謝祭の意味を持つ大切な行事です。もともとはキリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前日(10月31日)に行われる伝統行事で、アイルランドのケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたもの。10月31日~11月2日の3日間にわたって神や精霊に収穫を感謝するお祭りが行われ、“諸聖人の日(All Hallows)+前夜(eve)=Hallows eve=Halloween ”と呼ばれるようになったとか。
また、もうひとつ密接な関わりがあるものがリンゴ。11月1日は豊穣祈願のお祭りでもあり、女神ポーモーナに捧げた神聖なリンゴで占いを楽しんだり、リンゴ飴を作って子供たちに渡したりします。“Trick or Treat!”で渡すのが、日本のお祭りでもおなじみのリンゴ飴(Candy Apple)。親近感を覚えますね☆

~ベジフルフラワーってなぁに?~

VF野菜・果物は、そのものの色々な形状や、赤・黄・緑などカラフルな色やにおい、手触りなどがあり、観ているだけで可愛いと感じたり癒されたり、元気になったりします。そんな野菜・果物をブーケやオブジェにすると、“食べる”だけでなく、“見て”インテリアとして楽しんだり、“贈る”ことでサプライズ演出も出来るので、毎日の生活の中でもっと野菜・果物の楽しさを感じられそうです♪
ベジフルフラワーは食卓に彩りを添えるだけなく、苦手な野菜でも「え?本物なの?」と、つい手を伸ばして「ちょっと食べてみようかな?」と、食べられるきっかけ作りになるかもしれません。ベジフルフラワーを作っていると、より一層、野菜たちを愛おしく感じて大切に食べよう!と感じてもらえたなら嬉しいです。せっかくなら美味しく楽しく食べたいものです。
いつもと、ひと味違う演出のハロウィンパーティーはいかがでしょうか☆

ベジフルフラワーアーティスト・プロフェッサー
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/10/29