平地でも白い便りが届き始めた北海道ですが、まだまだ美味しい秋の味覚がたくさん！あれも食べたい♪これも食べたい♪そんな秋の味覚をブーケにして“芸術の秋”を楽しんだあとは、美味しく食べる“食 欲の秋”で楽しさを倍増しましょう(^0^)/
といことで…
今回の講座のテーマは「秋の味覚ブーケ」

　美味しい秋の味覚をたっぷり使ったブーケです。秋野菜たちはボリュームがあり、ちょっと落ち着いた色のトーンでシックな演出をしてくれます。
秋野菜をメインとして、ニンジン・キノコ(エリンギ・ブナシメジ)・ブドウ・シシトウ・豆苗の6種類の野菜たちが登場☆
ニンジンと大小のキノコは、まるで紅葉と枯れ葉のような表情をしてくれます。少しだけ緑が残っている様子は、シシトウ・豆苗が演出し、ブドウの実る季節は、まさに秋の味覚を満喫☆準備段階からキノコの香りが漂ってきて嗅覚もめいっぱい刺激されます(*^^*)
重たい野菜やブドウの使い方など、へぇ～！なアレンジがもりだくさんでした。
あったか～い料理が恋しくなる季節には、完成したブーケをポトフやポタージュ、ホッとサラダに変身させてどうぞ♪

～秋野菜たちの魅力～

 　北海道は積雪の時期があるので、秋冬野菜といえますが、旬の野菜は栄養価が高く、私たちの体に嬉しい働きをしてくれます。加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富だったり、食物繊維が多く腸内環境の改善に効果が期待されたり、美肌作りや風邪予防の強い味方！ 皮膚や粘膜を健康に保つβ-カロテンなどなど、特に胃腸の調子を整える働きがあるものや体を温めてくれるものが多くあります。
　代表的選手としては、ジャガイモ・タマネギ・ニンジン・ブロッコリー・カリフラワー・ゴボ ウ・キノコ類などなど。「あれ？これも秋冬野菜だったの？」と思うものもあるかもしれませんね。じつは旬を勘違いしている野菜たちもあるんですよ(*^^*)
夏の疲れを吹き飛ばして、これから迎える寒～い冬の前に、体の中からしっかり整えてあげたいものです。上手に食卓に取り入れましょう♪

　野菜・果物は、そのものの色々な形状や、赤や黄色、緑色などカラフルな色、におい・手触りなどが あり、観ているだけで可愛いと感じたり癒されたり、元気になったりします。 そんな野菜・果物を“食べる”だけでなく“観て”インテリアとして楽しんだり、“贈る”ことでサプライズ演出も出来るブーケやオブジェにすると、毎日の生活の中でもっと野菜・果物の楽しさを感じられそうです♪
「え？本物なの？」と思わず手を伸ばして触れたくなり、「ちょっと食べてみようかな？」と、苦手な野菜も食べられるようになるかもしれませんね☆

ベジフルフラワーアーティスト・プロフェッサー
野菜ソムリエ　木田靖代
2016/11/4