花・野菜の七変化☆
～花フェスタ2017札幌～

　今年で25回目となる北海道の初夏を彩るイベントのひとつ「花フェスタ2017札幌」が開催されました。この季節を待ち焦がれていたかのように、花々は咲き出したら一斉に開花するので駆け足しなきゃ追いつかないほどの勢いです。
この日の気温は18℃で外にずっといると肌寒い体感でしたが、平日にも関わらず、たくさんの人で賑わっていました。
花きや関連用品の花市場や花のハンギングバスケット、いろいろなワークショップ、さらに！ベルギーの伝統料理&ビールが楽しめる「ベルギービールウィークエンド」など、盛りだくさん♪

　その中でも、今回8回目の北海道農業高校生ガーデニングコンテストに注目しました♪
北海道の農業高等学校が参加するガーデニングコンテストで、10校14作品のステキな庭を演出していました。
地域ごとの特色を織り込みながら、すみずみまでとっても繊細な作業が施されていて、どれもとっても素敵な大作たちです☆
コンテスト開催に合わせて開花するように計算し、授業の合間に札幌まで長距離移動しての作業は大変な苦労があったと思います。チームみんなで一致団結して目標達成を目指したんだろうなぁと、そんな背景も伝わってくるようでした。大賞は、トップ画像にある旭川農業高校の作品「Natural Flower2017～ぬくもりの旭川～」。つい足を踏み入れてしまいたくなる作品でしたが、安全のため規制がかかっていました(笑)

　う～ん…どれも甲乙つけがたいけど、個人的なお気に入りは、北海道剣淵高等学校の「絵画　剣淵町」という作品でした。
枠を額縁に見立てて草花たちがひとつの絵画となっています。額縁の左右に並んでいる花々は向き合って咲いており、なるほどぉ～という配置の仕方で、花は上を向いているものであるという常識を気持ちよく打ち破ってくれています。デザインからひとつひとつの開花状況まで、計算しつくされた作品だと感じました☆

さらにこんな野菜たちも、すてきな演出に使われていました♪高校生の感性が散りばめられています！かわいぃ～(≧∇≦)

　これから続々登場する美味しい野菜たちの顔を見るのが待ち遠しいです☆
あまりにもたくさんの素敵な花の数々なので、次回に続きます～♪

野菜ソムリエプロ　木田靖代
2017/6/30