北海道の○○はスリムなの☆
旬という名の野菜?
~チシマザサ~
★名前:チシマザサ(※北海道)
★分類:イネ科ササ属
★生まれ:日本!
いま!北海道の最北・・・いえ、日本最北の桜が満開を迎えています。気候が変わるで、標本木はソメイヨシノではなくチシマザクラが道東の根室で5月16日(水)に満開となりました☆
北海道は、コゴミ・ヨモギ・フキ・ウドなどの山菜たちで食卓を飾る季節になっています。今しか味わえない春の味覚はほろ苦く、まさにデトックスにおススメ!コゴミのお浸しや、ヨモギの天ぷら、フキの煮物、ウドは酢みそ和えだけでなく、皮もきんぴらにしておいしく食べられます。捨てるところは無し!です(^0^)v
先日、いただきもののタケノコにウキウキ♪じつは、北海道のタケノコはチシマザサ(別名:ネマガリダケ)という笹の若芽なので、と~ってもスリムなんです。比較対象のペンと一緒に記念撮影☆
子供の頃からこのタケノコを食べて育ったので、初めて本州の孟宗竹(モウソウチク)を見たときはビックリでした(笑)
日本には約600種類、世界には約1200種類もの竹があります。現代で主に食べられている孟宗竹(イネ科マダケ属)は、江戸時代(1736年頃)に中国から伝わりましたが、「古事記」(712年)にもタケノコの記載があり、日本でも古くから自生種が親しまれていたようです。
10日くらいで生長するほど早いので、初旬・中旬・下旬と10日ごとに分かれる旬を使って、「旬+竹冠=筍(たけのこ)」と書かれるようになったとか(*^^*)
ちなみに、北海道にも孟宗竹がありました!北限が道南の松前町ということで、竹林をあまり目にすることのない道産子にとっては、とっても新鮮な光景です♪
カリウムが多く含まれているタケノコには、高血圧予防や動脈硬化予防など生活習慣病予防の効果が期待できます。ご注意!カットした時に見える、あの白い物質を洗い流さすのはもったいない!チロシンというアミノ酸の一種であり、脳を活性化してやる気ア~ップ☆ストレスを和らげる効果も期待できるので、捨てずに食べましょうね(^0^)v
山菜採りは楽しくて、ついつい夢中になってしまいますが、採り過ぎると翌年には枯れたりしてしまいます。遭難にも注意しながら、自然の恵みのおすそ分けを食べる分だけ頂いて、長く旬を楽しみたいものです。
田んぼに水が入りキラキラ光ってキレイ☆イネの苗たちがハウスで畑デビュ~心待ち中です♪
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2018/5/18