ちょっと早めのお節料理☆
美味しいお正月を迎えよう☆
~恒例♪農家のかあさんたちと『グルメ教室』~
暦の上では立冬を迎え、道路には滑り止めの砂箱が設置され始めました。北海道はいつもより少し遅れ気味ながらも冬支度が進んでいます。
♪もう~い~くつ寝ると~お正月~・・・♪ちょっと早いかな?
年内最後の農家の母さんたちと恒例の「グルメ教室」では、ちょっと早目のお節料理をご紹介しました。今から練習しておくと、本番ではらくちん♪一品でも二品でも手作りメニューがあると嬉しいですよね!と、盛りだくさんのメューはこちら(^0^)/
【ちょっと早目のお節料理】
★一の重~伊達巻・たたきごぼう・黒豆(生姜漬け)・手綱かまぼこ・ゆり根金団
★二の重~鮭の西京焼き・みかんなます・海老の塩炒り・菊花かぶ
★三の重~筑前煮
★予の重~炊き込みちらし寿司
とにかく北海道の美味しい食材たちが盛りだくさん!立派なエビや鮭、ユリネ・レンコン・ニンジン・サトイモ・カブなどの野菜たちなど25種類以上の食材が所狭しと並んでいます。
飾り切りなどの説明にもしっかりと耳を傾けています。ちょっとのひと手間が、お正月らしさをパァ~っと演出するので、覚えておくとお得ですね(^0^)v
みんなで手分けしながらの作業は意外とスムーズに進み、時間通りに一つ一つの料理が完成♪
おめでたい意味のなます・手綱(紅白)かまぼこ、財をなす金団、国花で長寿を表わす菊花かぶ、海老のように腰が曲がるまで生きられますように、見通しの良い年でありますようにとレンコン、細く長く幸せに!とゴボウなどなど・・・。
あとは魅せ方☆お重を見立てて準備したパックに詰めていきます。1つずつの量は多くないけど、なんせこの品数!ボリュームたっぷりのお節料理になりました。
お節料理には、五穀豊穣・不老長寿・子孫繁栄などの願いが込められており、大晦日のうちに重箱に詰めて年神さまにお供えし、新年が明けると、そのお下がりをみんなで戴きましょう!という日本の伝統文化。ちなみに、地域によって違いがありますが、北海道では大みそかのうちにいただきます(*^^*)
忙しく時間に追われている中、お節料理を手作りする人が少なくなっています。お店などで買い求めるものも良いのですが、一品でも二品でも手作りの料理があると、ちょっと嬉しいのではないでしょうか。
試食後は、みなさん野菜の直売へダッシュ!たくさんの野菜を購入して帰られました。おうちでも大切な人のために作って欲しいな(*^^*)
お節料理の一つ一つの食材に願いを託し、家族の“美味しい♪”の顔を見ながら新年を迎えたいものですね☆
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2018/11/9