田んぼ

なが~く日陽ざしを浴びてスクスク生長中☆

このレシピに使われた野菜たち"

太陽もみんなもフル稼働中!?
~夏至~

ブロッコリー

最近、日が長くなったと感じます・・・そう!暦の上で6月22日(土)は夏至。ただ、この日が一番日が長いというわけではなく、すでに6月10日ころから徐々に長くなっていたようです。

夏至立夏と同じように夏至は二十四節気のひとつ。北海道の立夏のころは、まだまだ夏を感じる時季ではないこともあり、夏至になると、ようやく“夏だなぁ~”と感じます(*^^*)
夏至は、太陽がもっとも北にくる(赤道面からの距離が最大になる)ときの現象です。といっても、夏至の1週間前後の日の出がもっとも早く、日の入りがもっとも遅くなっているようですよ。夜の7時を過ぎてもまだ明るく、日常の作業もついつい時間を忘れてしまいがち(笑)。なんとなく時間が多くなったように感じますね。

~夏至には何か風習があるの?~

冬至にはカボチャや小豆を食べたり、ユズ湯に入ったりする風習がありますが、結論から言うと、夏至にはとくに風習は無いようです(;^^)
タコただ、この時季の風習としては、日本でもいくつかあります。関西地方では夏至から半夏生(夏至から11日め)に、タコを食べる習慣があるのだとか。梅雨の時期には半夏雨(はんげあめ)と呼ばれる大雨になることが多いため、この日までに田植えを終わらせないと不作になると言われているそうです。
“植え終わった農作物が、タコの吸盤のようにしっかり大地に根付きますように☆と願い、この時期の旬であるタコを食べるようになったといわれています。
最近では北海道でも、半夏生(今年は7月2日)には、まるでタコ祭りかのように、タコが売場に並ぶ姿をよく目にするようになりまし た。

ちょっと心配なのが、雨が降らない~!札幌では、昨年5月66.0㎜あった降水量が、今年5月では29.5㎜とナント!半分以下(気象庁HPより)。
そんな中でも、野菜たちはスクスク生長しています。太陽がフル稼働する中で、生産者さんたちも汗をかき、畑に水をまき、フル稼働で愛情たっぷりに育ててくれています。これからの恵みの雨に期待したいところです0(^0^)0

田んぼ当たり前のように売場に並んでいる野菜たちですが、天候状況に左右されながら、美味しく食べてもらいたい!と一生懸命育ててくれている生産者さんの苦労が沢山あります。
流通にのらない形が個性的な野菜たちも、手間ひまかけて育てらているのは、どれもみんな一緒。形にこだわらず、旬の野菜たちの強い生命力とエネルギーをもらいたいものです。 まもなく迎える本格的な夏に向けて、暑さに負けない元気な体づくりをしましょう☆
なぜ、この時季にタコを食べるのかを知って食べると、新米も野菜たちも特に美味しく大切に食べられるかもしれませんね。今から楽しみ~♪

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2019/6/21