ブロッコリー

小さな幸せいっぱい☆緑花野菜

このレシピに使われた野菜たち"

つぼみには栄養がいっぱい☆
~ブロッコリー~

ブロッコリー

名前:ブロッコリー(Broccoli)
分類:アブラナ科アブラナ属
生まれ:地中海沿岸

SK9・ピクセル・サマーポイント・スターラウンド・スティックセ ニョール・・・これらは、ある野菜の名前です。さぁて、いったい何の野菜なのでしょうか?

2017年北海道産は17.3%(農林水産省作物統 計より)を占め、不動の全国NO.1の生産量(^0^)v。さらに、江別市は北海道NO.1!あちらこちらでブロッコ リー畑がはてしなく広がっています。濃い緑色の葉っぱが広がる光景は、思わず深呼吸したくなるほど、癒しの空間ともいえます☆
といっても、生産者さんにとっては、腰をかがめながらひとつひとつ収穫する大変な作業です(>_<)。無駄なく大切に美味しくいただきたいものです。

とういことで、答えはブロッコリーでした(^0^)/

ブロッコリーブロッコリーには、緑色の小さなつぼみがたくさんありますが、この部分は花蕾(からい)。選ぶときの1つの目安として、花蕾がシッカリしまっているブロッコリーがおススメです☆
紫っぽくなっているブロッコリーをみかけることがありますが、これはポリフェノールの一種アントシアニンの成分。低温になるとアントシアニンを作って、自ら身を守っているんです。見た目から敬遠されがちになることがありますが、甘みが増して美味しくなるんです。茹でると鮮やかな緑色に戻るのでご安心ください~☆ちな みに、紫色にならない品種も出てきています。じつは、ブロッコリーの旬は冬。生き残るために自分で身を守るスベを身につけているのかもしれませんね。
北海道の季節は本州と異なります。地域によりますが、今時季から10月頃まで露地物を楽しむことが出来ます♪

ブロッコリーペペロンチーノ

地元産は花枝や葉っぱ付きで出回っていますが、ぜんぶ美味しく食べられます。茎の部分は皮を厚めにむいて調理すると、とっても甘くて美味しいです♪生のまますりおろして卵焼きにしても良いです◎皮ごとミキサーにかけてスムージーもおススメ。花枝も皮をむいて一緒に調理できたりと、捨てるところなし!生ごみも減って体にも良いなんて、なんて優れもの野菜なんでしょう☆

ブロッコリー

栄養価はトップクラスともいえる緑黄色野菜。鮮やかな緑色の小さなツボミがびっしり詰まったブロッコリーには、 とくにビタミンC(100g中120mg)が多く含まれています。ちなみに、レモン(全果)は100g中100㎎。β-カロテンやビタミンK、葉酸、食物 繊維などの他、カルシウムやリン、鉄分などのミネラルも多く含まれています。 ガン予防効果が高いとされる、イソチオシアネートの一種スルフォラファンが豊富に含まれており、今後の研究にさらに期待が膨らみます☆

“ちいさな幸せ”の花言葉を持つブロッコリーは、まるで小さなつぼみひとつひとつに幸せが詰まっているかのようです(≧∇≦)
まもなく6月30日は夏越の祓。このあと半年の健康と厄除けを願いつつ、旬だからこそ!太陽の陽射しをた~っぷり浴びた栄養満点のブロッコリーをたくさん食べて、あと半年も元気に過ごしたいものです☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2019/6/28