あの野菜たちで開運☆厄払いも…♪
～冬至～

日が短くなったなぁ…ただいま札幌の日の入りは16時1分、日の出は7時1分と、ちょっと時間の感覚がおかしくなりそうな時季です。まもなく冬至ですものね(*^^*)

冬至の準備はお済みですか？今年は12月22日(日)です。
冬至(12月22日頃)は二十四節気のひとつ。北半球では太陽の位置が1年でもっとも低くなり、昼の長さがもっとも短く、夜の長さはもっとも長い日となります。
ということは、この日を境にして少しずつ昼の時間が長くなってくるということ♪
一陽来復(いちようらいふく)ともいわれ、陰がきわまって陽が帰ってくるということから、“新年が来ること。冬が終わり春が来ること。境から運が向いてくる転換の日”などの意味があります。
冬至に準備するものといえば、

【カボチャ】長期保存の効くカボチャは先人たちにとって、冬の間とても貴重な栄養補給源。小豆とカボチャを一緒に食べて栄養補給＆厄払いをしていたようです。北海道では、冬至に「カボチャのいとこ煮」を食べる風習があります(*^^*)
いとこ煮ってなぁに？小豆などの煮物料理は、かたくて煮えにくい材料から追い追い入れて行くことから、“おいおい＝甥甥＝いとこ”煮とかけた、同じ畑で採れた食材“親せき＝いとこ”になったからなど諸説あります。

【小豆】日本のお祝い事には、もちと小豆が登場しますね。赤い色の小豆には、悪を払う陽力を持つと信じられています。ポリフェノールたっぷり！アミノ酸バランスもバッチリで栄養も豊富(^0^)v

【ユズ】ユズ＝融通(ゆうずう)がきく、冬至＝湯治(とうじ)という語呂合わせです。
ユズの強い香りには邪気を払うとされ、ユズ湯に入り一陽来復のために身を清める意味合いもあります。
栄養・効能など魅力いっぱいのユズですが、その香りはリラックス効果もあるので、先人たちの知恵から生まれた、まさに“天然の入浴剤”とも言えます♪

それだけではありません！冬至の食べ物には、開運の意味もあります☆
冬至の七種(ななくさ)と呼ばれる、“ん”が2 つつく「なんきん(＝カボチャ)・れんこん・にんじん・ぎんなん・きんかん・かんてん・うんどん(うどん)」があります。これらは、運気(うんき)・根気(こんき)がつくとされ、運(うん)を呼び込むと縁起かつぎされている食べ物なのです0(^0^)0

先人たちの知恵や意味がこめられている風習。それぞれの意味をきちんと理解したうえで、受け継いでいきたいものです。
売り場には、小豆のパックや缶詰など手軽にできるものも、たくさん並んでいるので、ぜひ！大切な人とカボチャのいとこ煮を食べて無病息災＆運気アップを祈りましょう☆
冬至ってね、いとこ煮の意味ってね･･･など、お話に花を咲かせながら、楽しく食事をしてみてはいかがでしょうか(*^^*)