ハスカップの魅力に迫る☆VOL.2
北海道ならでは!あの果実☆
~ハスカップ~
★名 前:ハスカップ(和名:クロミノウグイスカグラ)
★分類:スイカズラ科スイカズラ属
★生まれ:シベリアのバイカル湖周辺
北海道ならではのハスカップは、品種も形もイロイロ。ハスカップを知らない道外の友人から「ハスカップってどんな形をしているの?」という質問に、えっ~とぉ…と返答に詰まることがあるほどです(笑)そんなハスカップは栄養などにも注目すべき魅了がいっぱい♪
前回の【ハスカップの魅力に迫る☆VIL.1】のお話に続きます(^0^)/
ハスカップは甘酸っぱくて美味しいだけではありません!その栄養や効能にも注目☆
レモン果汁(50㎎/100g)とほぼ同じ量の(44㎎/100g)ビタミンCや、ビタミンEが多く含まれているほか、鉄分やカルシウム・カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。女性には嬉しい美肌づくりや貧血を改善してくれたり、免疫力をアップして風邪予防をしてくれたりするなど、とても強い味方です。
特に注目すべきは、ハスカップの色の成分であるアントシアニンの一種シアニジン。数種類あるアントシアニンの中でも最も強い抗酸化作用を持つと研究で発表されており、ハスカップにはほぼ100%含まれています。これは、ブルーベリーの3倍以上といわれています。
ハスカップの見た目から「ブルーベリーみたいだから目にイイんでしょう♪」と思われることもありますが、さらに目の健康には嬉しい成分がたくさん含まれていることが分かります(*^^*)
抗酸化作用はもちろん!老化対策に効果が期待できる抗糖化作用が含まれていることが分かっているので、古くから不老長寿の実と言われるゆえんは、老化予防にも効果が期待できることからかもしれません。これからの研究に、さらに期待大の果実です☆
甘酸っぱく特有の苦みがあり、そのまま食べてももちろん美味しいのですが、ジャムやソース、お菓子などに大活躍しています。幼いころから慣れ親しんでいるもののほか、ハスカップを使った色々な北海道銘菓があるので、お土産にもおススメです(^0^)/
今回お邪魔した㈱あつまみらい(旧:ハスカップファーム山口農園)さんでは、予約制として人数制限をし、フェイスシールドをしたスタッフさんに検温をしていただいてから、マスク・手袋着用で収穫体験をしてきました。この日は天気に恵まれすぎのため、炎天下でしゃがんで樹の下をのぞいてハスカップを探したり、立ち上がって収穫したりする作業はとても大変でした(;^^)
収穫したハスカップをやさしく丁寧に選りすぐって、商品にしていく生産者さんの想いの結晶を、さらに大切にいただきたいと思います。
収穫したハスカップは、暑い時に食べやすいそうめんにトッピング&つけ汁にも贅沢に入れて、甘酸っぱいさわやかな風味を堪能して大満足(≧▽≦)今年のハスカップ狩りは終了となりましたが、来年もぜひ!行きたいな♪
予防的な効果のあるハスカップを食事に摂り入れて、健康で元気な時間を過ごしたいものですね☆
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2020/7/24