プルーン

奇跡の果物ってなぁに?

このレシピに使われた野菜たち"

栄養豊富なミラクルフルーツ☆
~プルーン~

プルーン

★名 前:プルーン(Prune) ※西洋すもも(和名)
★分類:バラ科サクラ属
★生まれ:コーカサス地方、カスピ海沿岸

昨夜は中秋の名月でしたが、残念ながら札幌は雨予報だったので、ひと足早く夜空を見上げていました。北海道では秋を感じるヒンヤリした空気のなか、とてもキレイなお月様が空に浮かび上がっていました。芋名月とも呼ばれる十五夜さんには、イモ類の収穫を感謝してお祝いをしていたのだとか(*^^*)
さて、こちらの収穫にも感謝です☆

プルーン先日、「キズがあったり、割れたりとかの規格外品だけど・・・」と、果樹園から摘んできたばかりのプルーンをたくさんいただきました。さわやかな甘い香りが漂う黒紫色の果実がいっぱい♪傷んでいるところをカットして取り除けば、まったく問題なく美味しくいただけます。北海道の生産量は長野県に次ぐ第2位!トレジディ、サンプルーン、パープルアイなど、時期にもより大きさや形・皮の色も違う品種がイロイロ♪晩夏のフルーツといわれるプルーンも、そろそろ食べ納めの時季となっているので、食べ逃し注意ですね(^0^)/

~どんな魅力があるの?~

プルーンプルーンに含まれている、抗酸化作用の強いβ-カロテンやビタミンEなどは、美肌つくりや生活習慣病予防にも期待大!余分な塩分を体の中から出してくれるカリウムなどのミネラルも含まれるほか、食物繊維も豊富に含まれています。
注目したいのは食物繊維!不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がありますが、プルーンにはバランスよく含まれているので、腸の調子を整えデトックスには強い味方です。
ただし!ソルビトールが特に多く含まれているドライプルーンは、食べすぎるとおなかが緩くなりやすいので、食べすぎには注意しましょう!

プルーン選ぶ時は、皮に弾力があり、白い粉のようなものがついているのが◎白い粉のようなものはブルームという物質で、水分が蒸発して乾燥しないようにしたり、病気を防ぐなど、自ら身を守るために分泌するものです。植物の生きる力ってすごいですね!
酸味が抜けて熟してくると皮がシワシワになってくるので、お好みの甘さのプルーンを楽しめます♪早めに食べることをおススメします。

~どうやって食べよう♪~

プルーンプルーンには小さな種が入っています。アボカドなどを切る要領で、縦に入っている線に沿ってナイフを入れぐるりと一周し、ナイフを外してキュッとひねるとキレイに半分に分かれます。種を取り除いて、お好みの大きさにカットして、栄養が多く含まれている皮ごと使いましょう(^0^)v
ヨーグルトと和えてサラダにしたり、ピザのトッピングでフルーツピザ、お菓子やジャム、肉や魚のソースにしたりと、食べ方もイロイロです。
プルーンフレッシュ(生)は日持ちしないので、ドライプルーンにしたり、丸ごとまたはカットしたものを冷凍保存してもOK!私は食べきれない分を半分にカットして種を取り、ジッパー付袋に入れて冷凍保存にしました。使いたいとき、使いたい分を取り出せるので便利です(*^^*)
ミラクルフルーツ(奇跡の果物)と呼ばれることもあるほど魅力いっぱいのプルーンを、フレッシュ&ドライお好みで取り入れてみてはいかがでしょうか☆

 

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2020/10/2