ボージョレ・ヌーヴォー

ワインのお祭りを楽しむ♪

このレシピに使われた野菜たち"

今年の出来栄えはどうかなぁ♪
~ボージョレ・ ヌーボー2020~

ボージョレ・ヌーヴォー

銀杏北海道の紅葉は見ごろを終え、黄色い絨毯(じゅうたん)が敷き詰められた近所の銀杏並木の下では、ギンナン拾いをする人の姿も見かけます。キツ~イ臭いと手間暇がかかるけど、ギンナンも美味しいですよね♪
さて!こちらも、手間暇かかってついに登場しました(^0^)/
ボージョレ・ヌーヴォー11月19日 (木)はボージョレ・ヌーボーの解禁日。例年であれば、11月第3木曜日の深夜、午前零時の時報を待ちかねて、“カンパ~イ☆”と、グラスを傾けてワインを堪能する人たちの姿が、ニュースの映像に登場しますが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止で自粛気味。飛行機の減便も続く中、とにかく無事に日本へ到着して良かったぁ(≧▽≦)

~ ボージョレ・ヌーボーってなぁに?~

ボージョレ・ヌーヴォーボージョレ・ヌーボーとは、フランスのブルゴーニュ地方の南部“ボージョレ (Beaujolais)”地方で作られた“ヌーボー (Nouveau)”/新酒」のことです。
ワインはイロイロな品種のワイン用ブドウで作られていますが、ボージョレ・ヌーボーで使われるのは、ガメイ種という黒ブドウ。ワイン用ブドウの中でも、特に粒が大きくフレッシュ&ジューシーな味わいが特徴です。赤・ロゼワインとして出回りますが、ボージョレ地方以外ではほとんど見かけることがないため、世界的にも生産量がとても少ない希少なブドウなのです。
ボージョレ・ヌーヴォーまた、「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という特殊な方法で造られるので、一般的にじっくり熟成させるワインと違い、タンニン(渋みの成分)が少なく、飲みやすいワインに仕上がります。
出来立てワインで、その年のブドウの出来栄えをチェックしたり、収穫を祝って飲んでいたことが始まりとされていますが、品種や製造方法が決められていることも特徴のひとつ。産地や品種などが決められている中、厳しい基準をクリアしたものだけが、私たちの元へ届いています(*^^*)

~マリアージュも楽しもう♪~

キンピラ“このワインには、あの料理が合うわ!”と、難しいことはさておき、せっかくなので自分の好きな料理と合わせて楽しみたいものですね。肉・魚料理やチーズなどの定番料理はもちろんですが、きんぴらごぼうや肉じゃがなど和風の料理にも意外と合います♪
じつは、北海道産ワインのヌーボーも出回っています。北海道のワイン用ブドウの栽培面積は全国NO.1!ワインの名産地であるヨーロッパ北部のシャンパーニュ地方などと気候が似ており、37か所ものワイナリーがあります。
ボージョレ・ヌーヴォーブドウの育った環境、その土地の風や香りを感じなが ら、ステキなワインと料理のマリアージュ(結婚)に出会ってみたいものです☆
生産者さんが天候状況や病気の心配をしたり、枝を選定するなどしながら、丹精込めて育てたブドウからできたワイン。その年だけの旬のワイン収穫を祝う、年に一度のお祭りです♪美味しい秋の味覚と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか(*^^*)

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2020/11/27