干し野菜

乾燥するとうま味がギュッ♪

このレシピに使われた野菜たち"

乾燥すると良いこといっぱい♪
~干し野菜~

干し野菜

交通機関がマヒするなどのドカ雪でした。公立高校入試日程が延期したり、日常生活に支障がでていたかと思うと・・・ぐっと気温が上がり、雪解けのぐちゃぐちゃ路面や、危険な落雪に気を付けなければならないなど、ジェットコースターのような気候の変化に、ちょっと戸惑い気味です。
春は近しといえど、まだまだストーブが必需品の北海道では、あっという間にこんな野菜の楽しみ方ができちゃいます♪それは、干し野菜(^0^)/

~甘み&うま味がギュッ♪~

干し野菜

干し野菜といえば、売り場で切り干しダイコンや干しゴボウ、干しシイタケなどをよく見かけます。たとえば、200gのダイコンをカラカラに干すと4gになりました。なんと!1/50ほどの重さ!軽くなって保存場所も小さくて済みます♪
さらに!注目すべきは、甘み&うま味などがアップすること。そういえば、秋になると、あちらこちで漬物用の野菜たちを干している光景を目にすることがありますよね。美味しい漬物のワケは、ここにもあったようです。
干し野菜は、味噌汁や炊き込みご飯、煮物などにそのまま入れて煮込むのがおススメ。うま味がアップするので塩分も控えめにできるため、生活習慣病予防にもなります。もちろん!水で戻してサラダでも美味しく食べられます(^0^)v
時短にもなるし、食べたいときに食べたいだけ使えるので、嬉しいことがい~っぱい♪乾燥剤を入れて常温保存したり、冷凍するなど正しく保存することによって、長く楽しむことができます。

~作ってみよう♪~

干し野菜「干し野菜を使ったことはあれども、作ったことがないわぁ」という人も少なくないかもしれませんね。
作り方はとっても簡単♪野菜を食べやすい大きさに切って、キッチンペーパーなどでしっかり水気をとり、ザルやネットなどに重ならないように並べて、お天気の良い日をねらって天日干しするだけ(^0^)v
野菜の切り方は、千切りにしてサラダや、乱切りにして煮物など、使う料理によってイロイロ変えておくと便利です。
じつは、干し野菜を作るのは、雪国ではこの時季がピッタリ☆私は、野菜たちと一緒にストーブの前に並んで暖をとっています。冬の北海道では、外に干すことが出来ません。そこで活躍するのが、ストーブなのです♪一日で、こんな感じになりました(写真下↓)

干し野菜

干し野菜まるごと買ったものの「使いきれないわぁ~」という時は、時間のある時にカットしたら放置しておくだけ。イロイロな干し野菜を上手に使ってみてはいかがでしょうか。野菜たちを無駄にせず、せっかくなら簡単に美味しく食べたいものですね☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/3/5