レタス

“ほ~っ”とする乳草☆VOL.2

このレシピに使われた野菜たち"

サラダだけじゃもったいない♪
~レタス~

レタス

名 前:レタス(Lettuce)
学名:Lactuca sativa L.
分類:キク科アシノノゲシ属
生まれ:地中海沿岸~西アジア

五輪聖火がついに北海道に上陸し、オリンピック祭典ムードが高まってきました。開催賛否の声が飛び交っている中ではありますが、新緑の良い季節を迎えている北海道で、無事に平和の火が繋がって欲しいと願うばかりです☆リラックス効果が期待できるレタスを食べながら(v^ -゚)
魅力はい~っぱい!前回の“ほ~っ”とする乳草☆VOL.1の お話に続きます。

~どうやって食べよう♪~

レタス

レタスは、農林水産省が定めている指定野菜14品目(「消費量が相対的に多く又は多くなることが見込まれる野菜」野菜生産出荷安定法第二条より)のひとつ。産地リレーをしながら年間を通じて出回っている人気者ですが、ついに露地物レタスが北海道にやってきました!やっぱり地元の旬は待ち遠しいものです(*^^*)
サラダのイメージが強いですが、サラダだけじゃもったいない!スープや炒め物など加熱するとカサが減ってたくさん食べられます。スープに溶け出た栄養も丸ごと摂れるのでおススメ☆奈良時代の人にも教えてあげたかったなぁ(笑)
また、塩をふってしばらくおいて水気をギュッ!ナムルにしたり、塩昆布と和えて浅漬け風もOK!お吸い物やグラタンなど、幅広く活躍してくれるので、丸ごと1個は案外あっという間に、美味しく食べることができます(^0^)v

~ どんな栄養があるの?~

レタスレタスにもイロイロ・・・
・淡色野菜:一 般的な玉レタスは、期待できるほどの栄養価は低いものの、疲労回復に効果のあるビタミンB1・B2や、コラーゲンの生成を助けてくれるビタミンCのほか、カリウムやカ ルシウム、鉄などのミネラルも含まれています。
・緑黄色野菜:リーフレタ スサニーレタスなどは、結球せずに 葉っぱいっぱいに太陽の日差しを受けるので、レタス界の中でもトップクラスといわれるほどの栄養の持ち主です。
丸いレタス(結球)と比べ、美肌効果や風邪予防が期待されるβ-カロテンは、ナント!約10倍という驚きの魅力もあります。お皿に敷かれているレタスをよく見かけますが、「飾りだからいらないわ」などと残さずに、しっかり食べたいものですね。

~保存はどうするの?~

レタス選ぶ時に注目すべきは、切り口&重さなどです。10円玉くらいの大きさの切り口で、見た目よりも軽めのふんわりした巻のレタスを選ぶのがおススメです☆カットすると栄養が逃げて行ってしまうので、なるべくなら丸ごと買って、外葉からはずしながら使いましょう。
保存する時は、濡らしてぎゅっと絞ったキッチンペーパーを、くり抜いた切り口に詰め込んだり、切り口に爪楊枝を2~3本刺して生長点を止め、ポリ袋に入れて保存すると美味しく食べられます。また、レタスは貯蔵最適温度0℃/同湿度98~100%なので、野菜室よりは冷蔵室の方が居心地の良い環境です♪

VF体を冷やしたり、体内の余分な水分を外に出してくれるので、利尿作用やむくみ解消の効果にも期待大!素晴らしいパワ~の持ち主のレタスたちを上手に食事に取入れて、これから迎える本格的な夏を元気に乗り越えたいものですね0(^0^)0

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/6/18