コ~ンなとうもろこし発見☆
種類も用途もイロイロ♪
~スイートコーン(玉蜀黍・とうもろこし)~
名前:スイートコーン(Sweetcorn)
分類:イネ科トウモロコシ属
生まれ:メキシコ・ボリビアなどの中南米の熱帯地方
じゃじゃ~ん♪こちらは北海道でトウキビと呼ばれ愛されているトウモロコシのひとつ!キラキラしてカラフルでまるでジュエリーのよう(≧▽≦)
グラス・ジェム・コーンという種類で、赤・青・黄・黒・ピンクなどカラフルな実を付けます。七色のトウモロコシといえば分かりやすいかもしれませんね。
食べることはできますが、硬めで甘味がないので食用ではなく観賞・飼料用とされることが多いようです。成長段階でも、ひげの色が一般的なトウモロコシは白っぽい緑色に対し、こちらは赤毛のアンの髪のような色なんです。
トウモロコシは、米・麦とともに“世界3大穀物”とされています。種類も色々で、デンプンや飼料用の「フリントコーン」、幅広い用途の飼料用の「デントコーン」、「ポップコーン用」や、生食・加工用でおなじみの「スイートコーン」などなど。
色も、黄色と白の「バイカラ―種」、濃い黄色の「黄粒種」、ピュアホワイトやロイシーコーンなどに代表される「白粒種」などがあります。いろいろ食べ比べて、自分好みの味を発見してみてはいかがでしょうか♪
さて、トウコウモロコシといえば北海道!1904年(明治37年)アメリカからゴールデン・バンタムが導入され日本で初めて栽培され、いまでは生産量ナント!全国第1位、約42%を占める自慢の野菜のひとつです(^0^)v トウモロコシには細胞の新陳代謝を活発にする亜鉛や、むくみや高血圧症予防に効果のあるカリウムなどのミネラルのほか、ビタミン類や食物繊維も比較的多く含まれています。夏の疲れが出やすいこの時期にはおススメ☆
そんなトウモロコシは鮮度が命!収穫後、粒の中の甘さの成分(スクロースというショ糖)を使って呼吸します。買ってきたらすぐに調理するか、ビニールの袋に入れて立てて冷蔵庫の野菜室に入れてあげましょう。
スーパーでトウモロコシの皮の山の光景を目にしますが、鮮度保持のためには出来れば皮付きのまま持って帰ってきた方が良いですね♪
ちなみに…一粒一粒にひげが一本一本つながっています。ひげの数と粒の数は一緒なので、皮をむいて除かなくても大丈夫♪ひげの多いものを選びましょう (*^^*)
野菜ソムリエ 木田靖代
2015/9/18