北海道産米を楽しむ♪
~美味い飯、旨い酒、巧い器を学び嗜む会~
日本人の主食と言えば?・・・お米ですね!北海道米は、いまや日本屈指の美味しいお米と知られており、道産うるち米10品種のうち平成26年産米で特Aを獲得したのはナン ト!ななつぼし・ゆめぴりか・ふっくりんこの3品種!!すごいですねぇ~(≧▽≦)
甘みと香りが究極のバランスななつぼし、北海道米の最高峰ゆめぴりか、ふっくら食感で甘みを持つふっくりんこと、それぞれに特徴を持っています。
身近にありすぎて、しっかり向き合うことの少ないお米について~私たちの主食であるお米を、北海道産酒造好適米(酒米)100%で作った地酒、高級感のイメージ漂うお寿司、お酒に合うお料理、それらを素敵に演出してくれる巧い器を学び嗜(たしな)む~というテーマで学んできました。
まず向かったのは、ホクレンふうど館で陶芸教室。食卓を彩るベジフルフラワーを飾る花器を作りました。
乾燥~焼成まで約1ヶ月半・・・とっても楽しみです♪
続いては、田中酒造亀甲蔵で製造場見学。お酒と食用のお米の品種は違い、道内の大半は吟風(ぎんぷう)ですが、田中酒造さんでは大半が彗星(すいせい)、そして新品種のきたしずくを使っているそうです。
主に本醸造酒、純米酒、吟醸酒など色々な種類があり、その製造方法や違いを教えていただきました。
それぞれに合うお料理も違いがあり、あじの塩焼きや天ぷらには大吟醸酒、焼き鳥や餃子には純米酒、すき焼きや麻婆豆腐には本醸造酒・・・知って飲むと、お酒も料理もより一層美味しく いただけそうですね♪
北海道米の用途適性ということで、品種それぞれの特徴や食べ方を紹介いただいた後は食味について。お米の食味は、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で認識されます。
ほしのゆめ・ななつぼし・ふっくりんこ・ゆめぴりかで食味試験の体験☆食べ比べるとその違いが分かります。なかなか機会がないので、とっても貴重~(^_^)v
全て名前を伏せた状態でほしのゆめを基準米として、香り・外観・味・粘り・硬さ・総合を5段階評価。7~8回噛んでじっくり確かめます。
さて!赤・黄・緑・青のシールが貼られたプレートに盛られたお米とにらめっこ開始~(^0^)/
香り~よ~くかいで!噛んだときに鼻から抜ける香りも感じて!なんとなく違うかなぁ~?
外観~見た目でツヤ白さ、胚芽の状態などをチェック!
粘り~噛んだときの粘り具合。
硬さ~噛んだときの硬さ。
味~ごはんの旨み・甘み・のど越し・なめらかさ。
総合~自分の総合的評価。どれが好みだったかなぁ?
これがまた難しい~!普段、味の濃いものを食べ慣れているので、味の薄いものを評価することが、とても難しくなっているようです。結果はいかに?みなさんバラバラの結果だったようです(笑)
それぞれのお米の特徴を知って良い割合で組み合わせることによって、1品種のみとは違う美味しさを引き出せます。お寿司やおにぎりや北海道発信のスープカレーのご飯などなど。。。それぞれに合うブレンドの割合があるんです!
お待ちかね~♪五感と頭を使った後は、美味しいメニューの登場です☆
寿司米ブレンドのお寿司・各種燻製・唐揚げ・チーズなどなど。。。
試飲用の4種のお酒とどの料理が合うかな~?え?チーズ!?と思いきや、意外とフルーティーな日本酒にマッチ☆自分好みの組み合わせを発見すると、ますます食事が楽しくなりますね♪
北海道の良さをたくさん実感した、楽しい学びの時間でした。自分好みのお米をブレンドしてみようかなぁ~(*^_^*)
野菜ソムリエ 木田靖代
2015/3/20