2015さっぽろホワイトイルミネーション☆
~第35回 さっぽろホワイトイルミネーション~
白い雪の中で幻想的にきらめく無数の光…
札幌の冬の風物詩「さっぽろホワイトイルミネーション」は、今年で35回目となりました。
1981年(昭和56年)1,048個から始まった電球の数は、ナント!520,000個にもなり、さらに大通会場ではリニューアルされたオブジェたちが、街をロマンティックに演出してくれています。光の芸術は洗練され、さらに美しさが増したようにも感じます(*^^*)
青く輝く「クリスタルリバー」に架けられた「きらめきの橋」の上から見ると、まるで天の川のよう!一目見ようと、たくさんの人が順番待ちするほど大人気スポットでした。
綺麗な癒しのイルミネーションを観ながら、節電も気になりますね。こんなにたくさんの電球を使えるワケは…?
そこには、みんなで参加して作る“エコ”の協力があるのです。
バイオディーゼル燃料(家庭や企業の廃食用油を利用)を使った発電機を大通公園内に設置して自家発電しよう!と、家庭用の使用済廃食油の回収を行っています。札幌市内でも約330か所で回収が行われているほか、大通会場でも回収を行っているんです。地域のみんなが参加して、節電しながらイベントを続けていこう!という気持ちが、ステキな輝きとなってきらめいているんですね☆
じつは、札幌市やその近郊では、例年3月まで除雪車が稼働しているにもかかわらず、今年は3月の稼働がゼロという状況でした。62年ぶりといわれる今年11月の約40㎝の積雪があったものの、12月16日では0㎝。地球温暖化による異常気象の現れなのではないでしょうか。
“誰かがやる”ではなく“自分がやる”ことで、そしてそれが1人ではなく大勢になると、出来ないと思うことも可能にします。捨ててしまうはずだった廃食用油で、地球にも優しくて節電効果もあり、さらに!このようなステキなイベントを続行可能にすることに繋がっていきます。
“じゃあどうするか?”が大切です。私たちの周りを、見方を変えてよ~く観察すると、素晴らしいものに変身するものがたくさんあるかもしれませんね(*^^*)
今の地球を、そして次世代へ美しい形で守って繋いでいくために☆
2015/12/18