いろいろ楽しめる♪「大地のリンゴ」

このレシピに使われた野菜たち"

「大地のリンゴ」の魅力☆
~ジャガイモ~

ジャガイモ

名前:ジャガイモ(Potato)
分類:ナス科ナス属
生まれ:南米アンデス

ジャガイモ 全国生産量NO.1を誇る、北海道を代表する野菜のひとつ「ジャガイモ」。茎の部分「塊茎(かいけい)」を食べます。
定番野菜として食卓に登場することも多く、カレーや肉じゃが、ポテトサラダやポタージュ、ケーキなどのスイーツはもちろん、みんな大好き♪ポテトチップスにと、幅広く活躍してくれますね(*^^*)
そんなジャガイモは、フランス語で「pomme de terre~大地のリンゴ」と呼ばれます。“1日1個のリンゴは医者を遠ざける”といわれる、とても栄養価の高いリンゴに匹敵するほど栄養があることが由来なんだとか。
歴史的にも日本だけでなくヨーロッパでの飢饉(ききん)を救ったり、大航海時代には、長い船旅での野菜不足から起こる壊血病を予防したりと、大活躍する野菜でした。
その理由は…

ジャガイモ★ビタミンC・ミネラルが豊富!
 ビタミンC(100g中)はナント!ホウレン草と同じ35㎎。しかも、でんぷんに守られているので、ジャガイモのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが自慢☆カリウムも豊富なので、余分な塩分を体外から出してくれる効果も期待できます。

★低カロリー!食物繊維も!
 ジャガイモのカロリーは、ごはんの半分以下!なのに食物繊維は5.3倍というから、ダイエットを気にするときには嬉しい味方です0(^0^)0

ジャガイモ★貯蔵すると甘みアップ!
 10℃以下の低温貯蔵すると甘みがア~ップ!収穫したてよりも4~5ヶ月貯蔵したものの方が、発芽を防止したまま糖分が増えるので、新ジャガとはまた違った味を楽しめます♪
※芽が出たら、深くえぐって取り除いて食べて下さい。

ジャガイモ★いろいろ楽しめる♪
 私たちがいつも食べている生食用のほか、でん粉用や焼酎用など用途別の品種があります。ポテトチップス用では、新じゃがの時期に産地表示がされるものもあります。探してみてね~☆
 一見地味な印象のジャガイモですが、黄色や紫・ピンクなど意外とカラフルなので、楽しみ方イロイロ♪
品種ごとに得意分野があり、煮崩れしにくいから煮物に向いていたり、サラダやコロッケが得意だったり、油と相性が良いから揚げるとキレイな色が残ったり…と、ちゃんと知ると、とってもおいしい料理になってくれるので、料理によって使い分けるのがおススメです(^0^)v

 

野菜ソムリエ 木田靖代
2016/3/4