マメの魅力に迫る☆~国際マメ年~

このレシピに使われた野菜たち"

マメぱわ~ってすごい!
~北海道産大豆の魅力~

大豆

大豆 豆、食べていますかぁ~?今年は、国連食糧農業機関(FAO)が制定した「国際マメ年」となっています。
マメは約1800種もの品種がある中で食用としているのは70種ほど。
そこで、全国生産量No.1を誇る北海道の作物のひとつ【大豆】の魅力にせまります☆
日本の食生活には欠かせない味噌やしょう油、煮豆や納豆、豆腐や豆乳などなど・・・。大豆を使った加工食品は、身近にたくさんありますが、品種によって、味噌・納豆・豆腐・煮豆など、それぞれに得意分野があります。

大豆 「畑の肉」と呼ばれるほど良質なたんぱく質が豊富で、脳にとっての大事な栄養源ビタミンB1や若返りのビタミンE、ビタミンKなどのビタミン、食物繊維やカリウム・カルシウムなどのミネラルもたっぷり!食べ物からしか摂れない必須アミノ酸バランスがいい!さらに、米には少ないリジン(必須アミノ酸)を補うので、和食はとても理想的な形とも言えます。
 たくさんの機能性成分も含まれており、中でも注目したいのはポリフェノールの一種イソフラボンです♪
イソフラボンはエストロゲンと同じような働きを持つことから、女性の悩みでもある更年期障害を軽減させてくれたり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や動脈硬化予防にも効果が期待されている、とっても魅力的な成分です。
じつは…北海道の大豆は、ナント!イソフラボンの含有率も高く世界でもトップレベル!その中でも「ゆきぴりか」は、日本一というダントツ高い含有量量の品種なんです(^0^)v
イソフラボンを効率よく吸収するには、発酵食品と食べるのがおススメです♪味噌や納豆などは最適ですね☆

大豆

 大豆食品からの摂取目安量の上限は70mg~75mg/日で、たとえば豆腐なら150g(半丁)と納豆なら60g(1パック)程度です。 ただし“たくさん摂りたいわ~♪”と、サプリメントなどはダイレクトに体に作用するので危険性があります。過剰摂取にはご注意ください!
私たちが食べているものを“知って食べる”ことが大切です。毎日適量な食品をバランスよく食べたいものですね(*^^*)

 冷涼な土地の北海道で育つ大豆は糖分が高く、うま味・甘みがあって美味しい豆腐になってくれます。タンパク質の含有量が少ないので固まりにくいという点がありますが、その分、豆乳をたくさん投入!(笑)見た目がキレイで美味しい自慢の豆腐なんです。他の豆腐と食べ比べてみるのも良いかもしれませんね♪

野菜ソムリエ 木田靖代
2016/3/18