名残惜しくも・・・北海道最後の秋祭り☆
秋の風物詩 in「ヤム・ニ・ウシ」
~栗山天満宮例大祭~
「ヤム・ニ・ウシ」とは、アイヌ語で“栗の木の繁茂しているところ”。
札幌から車で約40分、北海道の中央部の空知管内南部に位置する、夕張郡栗山町の地名の起源です。健康タマネギさらさらレッドの生産地としても知られている町です。
こちらで行われた栗山天満宮例大祭へ行ってきました!
北海道最後の秋祭りとして、3日間に渡りお神輿やYOSAKOIソーラン、沖縄舞踊エイサー、北響太鼓などで華やぎ、さらに栗山町の特産品が並ぶくりやま味覚まつりも同時開催!栗山コロッケやきびだんごなどの特産品や、地元野菜のカボチャやジャガイモ、タマネギなど美味しい秋の味覚も並び、あちらもこちらも見たくてキョロキョロしてしまいますが、なかなかそうはいかず・・・。 とにかく、その人の多さに圧倒されます。
それもそのはず!栗山町の人口12,373人(2016年8月31日現在)のところ、訪れる人の数はナント!19万人(昨年)というから、人が多いなんてものじゃないんですよ。油断していると流されてしまいます・・・(;^^)
各地から300店を超える露天商たちが勢ぞろい!約1㎞にわたって軒を連ねる露天では、昔ながらのキャラクターのハッカや射的、お面やクジ、飴細工や金魚すくいなどを懐かしみつつも、今年の流行も取り入れたグッズが並ぶので、一年の振り返りもできます♪
金魚すくいの達人(?)と露店のおじさんの、ちょっぴり激しいやり取りもあり、お祭りムードを高めていました(笑)
さて、露店というと「わたあめ屋さん」を一番に思い浮かべます。いつも、なぜ端っこにあるのでしょうね?わたあめが周りに飛ぶと周りに迷惑をかけてしまったり、すぐに食べずにお土産として持ち帰る人が多いからとも言われています。いつも何気なく見ている露店も、違う視点で見ると面白い発見をするかもしれませんね(*^^*)
栗山天満宮は、菅原道真を学問・至誠(しせい)・厄除けのご祭神としています。ひと通り歩き回ったあとは、そんな神様への感謝という本来の意味も思い出しながら一休み♪収穫を感謝し、名残惜しい秋祭りを楽しみました。
今年の北海道は台風に見舞われ、ひどい影響がありましたが、稲刈りも終わりつつ秋蒔き小麦も始まっており、まだまだ農家さんは大忙しです。 これから本格的な秋!すでに見ごろを迎えている紅葉、美味しい秋、北海道をまるごと満喫する季節です☆
野菜ソムリエ 木田靖代
2016/9/30