ハロウィン

ハロウィンってなぁに?

このレシピに使われた野菜たち"

Happy Halloween☆
~意味を知って楽しむ♪~

ハロウィン

 街のあちらこちらで秋を鮮やかに彩って盛り上がるイベント「ハロウィン」。日本でもすっかり定着しましたが、その意味を知ると、もっと違う楽しみ方ができるかもしませんね♪

ケルト人から始まった!

  ハロウィンハロウィンには、宗教的な意味と収穫感謝祭の意味があります。キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前日(10月31日)の伝統行事で、“諸聖人の日(All Hallows)+前夜(eve)= Hallows eve = Halloween ”と、なまったと言われています。日本では早いところでは9月から賑わいを見せていますが、本来は10月31日~11月2日のお祭りです。
古代アイルランドのケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたもので、神や精霊に収穫を感謝する感謝祭。この日は死者の霊が家族を訪ねたり妖精や魔物が出てくるので、身を守るために仮面をかぶり、魔よけの焚き火をしました。日本のお盆に似ていますね(*^^*)
仮装も一般的になりましたが、間違えるととんでもないことになるかも!?魔物たちもウロウロするこの日「人間ではなく魔物ですよ!」と、同じ格好をすることで仲間だとア ピールし、ワルさをされないよう身を守ったことが始まりです。仮装のご参考にどうぞ~☆

ジャック・オー・ランタンを飾るのはなぜ?

  ハロウィンカボチャをくり抜いて作る“ジャック・オー・ランタン=おばけカボチャのランタン”。玄関や窓辺に飾るのは、「この灯りをたよりにやってくる精霊を悪霊たちが怖がって逃げる」、「この家にはお化けがいるから来ても無駄よ!」など、悪霊を近づけさせないようにするためです。
VF ハロウィンに欠かせないのが、オレンジ色のカボチャ・・・もともとはカボチャではなくカブ!アメリカ発祥と思われがちですが、もともとはヨーロッパ発祥なので、ランタンはカブで作られていました。日本でなじみが薄いですが、大きくて紫と黄色のグラデーションで見た目はカボチャに似たようなカブが、ヨーロッパでは今でも使われているようです。
アイルランド移民がアメリカへ渡ってから、カボチャでちょうちんを作るのが一般的になったのは、アメリカではカブにあまり親しみがなく、たくさん採れていたカボチャに注目したから(*^^*)

さらに・・・じつはリンゴもハロウィンと密接な関わりがあります。11月1日は豊穣祈願のお祭りでもあり、女神ポーモーナに捧げた神聖なリンゴで占いを楽しんだり、リンゴ飴を作って子供たちに渡したりします。“Trick or Treat!”で渡すのが、あの日本のお祭りでもおなじみのリンゴ飴(Candy Apple)なんですよ。より親近感を覚えて楽しめそうですね♪

カボチャカボチャカボチャ

落ち葉 北海道では雪マークの季節到来☆体調の崩しやすい季節の変わり 目には、ビタミンエース(A・C・E)が揃ったカボチャは強い味方!とてもバランスの良い野菜で、風邪予防や乾燥しがちなお肌にも嬉しい効果が期待出来ますよ♪
美味しいカボチャ料理で食卓を彩って、元気に楽しく盛り上がりましょう!Happy Halloween~★

野菜ソムリエ 木田靖代
2016/10/28