みそ

マメぱわ~たっぷりの調味料☆

このレシピに使われた野菜たち"

寝かせて待ちわびる・・・味噌♪
~大豆の力~

みそ

みそ 寒い時には特に嬉しい!アツアツをふぅふぅして食べた瞬間、“あぁ~!日本人で良かった♪”と思った経験のある人は、少なくないのではないでしょうか。
日本の食卓、一汁三菜に欠かせないもののひとつ。具も種類もいろいろ・・・大豆を使ったメニューといえば味噌汁ですね!毎日の一杯を飲んでいますか?

発酵食品は体に良い♪と注目されていますが、日本では飛鳥・奈良・平安時代から、漬物や納豆、味噌、醤油、日本酒などが作られています。世界中でもチーズやワイン、ヨーグルトなどたくさんあり、私たちは、昔から知らず知らずのうちに先人たちの知恵から生まれた保存可能な発酵食品を口にしています。
食材の保存性がアップするだけでなく、独特の風味や栄養成分が増したり、抗酸化作用が強くなるなど、微生物たちが、もとの食材に美味しさや栄養価をプラスしてくれています(*^^*)

ゆきぴりか その発酵食品のひとつ、味噌の原料である大豆は、畑の肉と呼ばれるほど良質なたんぱく質が豊富で、脳にとっての大事な栄養源ビタ ミンB1や若返りのビタミンE、ビタミ ンKなどのビタミン、食物繊維やカリウム・カルシウムなどのミネラルもたっぷり!食べ物からしか摂れない必須アミノ酸バランスが良く、さら に米には少ないリジン(必須アミノ酸)を補うので、和食はとても理想的な形とも言えます。
たくさんの機能性成分も含まれており、中でも注目したいのはポリフェノールの一種『イソフラボン』です☆

みそ イソフラボンはエストロゲンと同じような働きを持つことから、女性の悩みでもある更年期障害を軽減させてくれたり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や動脈硬化予防にも効果が期待されている、とっても魅力的な成分です。
じつは・・・北海道の大豆は、ナント!イソフラボンの含有率も高く世界でもトップレベル!その中でもゆきぴりかは、日 本一高い含有量の品種なんです(^0^)v
イソフラボンを効率よく吸収するには、発酵食品と食べるのがおススメなので、まさに味噌は最適☆

みそ 今年も地元のプロのもと(輝楽里さん)で手作り味噌を仕込ませていただきました。その量ナント!約17kg!!一度食べたらやみつきだから、かなりの重労働もなんのその?(;^^)頑張ってきました。
味噌づくりも大変ですが、作る工程と同じくらい時間がかかるという後片付けもさらに大変!ザルの目に入り込んだ大豆をひとつ残らず取り除き、使った道具をキレイに洗い、靴の裏もしっかり洗って床の水洗い・拭き取りし、ピカピカに原状復帰します。生き物(糀)が少しでも残っていると、次の味噌仕込みに大きな影響が出てきてしまうのです。

29.2.みそ② 古き良きものですが、日々新しく生まれ続けている発酵食品の味噌。日本食を守り続け毎日の食卓に上手に取り入れて、健康生活を目指したいものですね。
ゆっくりじ~っくり寝て美味しい味噌になぁれ♪

 

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2017/2/24