よもぎ

自然の恵みをいただく☆

このレシピに使われた野菜たち"

体の中から目覚める
~山菜~

よもぎ

 つくし北海道では、「あ!あそこにもあった♪ここにも!」と、山菜採りに夢中になる時季を迎えました。山菜は、山野に自生している食べられる草木や木の若芽などの植物で、日本には約300種類あるとされています。ご近所の河原などでは、山菜採りを楽しむたくさんの人の姿を見かけます。知人の農家さんの敷地内でも、よもぎ・たらの芽・フキ・こごみなど自然の恵みがいっぱい!まさに宝庫でした♪じつは、つくしも山菜のひとつ(^0^)v

うど 山菜の特徴といえば、独特の苦みとえぐみがあります。この正体は、アクと呼ばれるアルカロイドやポリフェノールの一種クロロゲン酸。抗酸化作用を持つ成分で、生活習慣病の原因ともなる活性酸素をやっつけたり、腎臓や肝臓の機能を高めて老廃物を排出してくれます。ついつい春になるとあの風味を求めてしまうのは、冬の間に溜まった老廃物を出して、新陳代謝を高めて体の中から目覚めさせてくれるからなのかもしれませんね0(^0^)0
たとえば、山菜にはこんなものがあります。

よもぎよもぎ:キク科ヨモギ属
よもぎ餅にして食べるのはもちろん♪古来から薬としても使われハーブの女王とも呼ばれます。お灸にも使われています。ギザギザの葉っぱで裏は白っぽい綿毛が特徴。花言葉は幸福・決して離れないなど・・・その香りをかぐだけでも幸せな気持ちになってしまいます(≧▽≦)
洗って3~4日ほど乾燥させたら、フライパンで乾煎りしてお茶にしてどうぞ!女性には嬉しいデトックス効果や冷え性改善などが期待できます☆

タラの芽たらの芽:ウコギ科タラノキ属
山のバターや山菜の王様と呼ばれており山菜の人気者☆市販されているものは、品種改良でトゲの少ないものも出回っていますが、トゲトゲにご注意を!
ハカマを取り除き、お浸しや和え物にするときは、サッとゆでてアク抜きしてから食べましょう。天ぷらやフライなどにするときは、そのままでOK!

こごみこごみ:オシダ科クサソテツ属
クサソテツ(草蘇鉄)の若芽を食べます。クルンと丸まった渦巻き状の穂先が可愛らしいですね。アクがないので、サッとゆでてゴマ和えやお浸しなどでどうぞ!食べやすい大きさに切って、ショウガの千切り・三杯酢で和えるとサッパリといただけます♪

苗 わが家の庭でも、ウドやアスパラガス、ミツバ、フキなどの色々な山菜が顔を出して食卓を楽しませてくれます。自然の恵みに感謝して、食べる分だけ採っていただきます。ちゃんと来年また食卓に登場してくれるよう、大切にいただきたいものですね☆
苗たちも畑デビュ~を待ち焦がれてすくすく育っています。早く大きくなぁれ0(^0^)0

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2017/5/12