たんぼ

大地にしっかり根付きますように☆

このレシピに使われた野菜たち"

太陽がフル活動する日☆
~夏至~

畑

 札幌の積雪量が「0cm」になってから約2か月半を過ぎました。まだ雪の残る頃からハウスの中ですくすく育ち、畑へ引っ越した野菜の苗たちは、生産者さんのあったかい愛情&太陽の陽差しをたっぷり受けて、ただいま元気に生育中です 0(^0^)0
毎日、太陽のご機嫌をうかがい空とにらめっこしながら大切に育てられています。カラフルな夏野菜たちに、まもなく会えるのが楽しみ~♪

夏至 最近、日が長くなりましたね。ただいま太陽がフル活動中のようです☆
6月21日(水)は夏至で、1年でもっとも昼の時間が長くなる日でした。二十四節気のひとつである夏至は、太陽がもっとも北にくる(赤道面からの距離が最大になる)ときの現象。夏至の1週間前後の日の出がもっとも早く、日の入りがもっとも遅くなっています。夜の7時を過ぎても明るいので、時間の感覚がちょっと変わっています(笑)

タコ 地域で違いはあれども、夏至にも風習があります。関西地方では、夏至から半夏生(夏至から11日め)にタコを食べる習慣があるようです。諸説ありますが、梅雨の時期には半夏雨(はんげあめ)と呼ばれる大雨になることが多いため、この日までに田植えを終わらせないと不作になると言われています。“植え終わった農作物が、タコの吸盤のようにしっかり大地に根付くように!”と願い、この時期の旬であるタコを食べているようです(*^_^*)いちじく
三重県二見浦では夏至祭りが行われたり、豊作を願い田植えの労をねぎらうために、サバや小麦粉で作ったもち、うどん、無花果(イチジク)など色々なものを食べる習慣があるようです。地域ごとに特色があるのがおもしろいですね。

小麦 北海道でもこんな町があります♪札幌市に隣接する当別町はスウェーデンのレクサンド市の姉妹都市ということで、本場の夏至祭と同じように色々なイベントが楽しめる「夏至祭」が34回目を迎えました。夏至を祝うミッドサマーは人々が恋に落ちるともいわれているのだとか…幸せの連鎖が広がりそうですね(*^^*)

キャンドル 夏至の夜、数時間だけ電気を消すという環境への取り組みのひとつとして、キャンドルナイトも日本全国に広がっています。
家族そろってキャンドルのやわらかい灯りのもとで、先人たちから受け継いだ日本の風習や、食べ物の大切さなどについて語る時間を楽しんでみるのも良いかもしれませんね☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2017/6/23