不思議な魅力で大活躍中！？
～エダマメ～

　夏真っ盛り☆先週から札幌の大通公園で始まった「さっぽろ夏祭り」では、さっぽろ大通ビアガーデンも盛り上がっています(^0^)/こちらのビアガーデンはナント！国内最大級の規模で、その席数約13,000席！各ビールメーカーの他、世界のビール広場や札幌ドイツ村も出現し国際色豊かに賑わって、たくさんの人がビールを楽しんでいます♪
そんなビールに合うおつまみは多々あれど、真っ先に思い浮かぶのはエダマメではないでしょうか。

“とりあえず”添えられがちなエダマメですが、じつはとっても素晴らしいビールのお供なんです。
アルコールから肝臓や腎臓を 守ってくれる働きのあるメチオニンという成分や、アルコールの分解を促して肝臓の負担を軽くしてくれる働きのあるビタミンB1やビタミン C、女性には嬉しい大豆イソフラボンなども含まれているので、まさに理にかなったおつまみと言えます。

　エダマメは大豆の若莢を未熟なうちに収穫したものですが、野菜特有の栄養素＋豆類特有の栄養素であるたんぱく質も持ち合わせています。大豆には無いビタミンCが豊富だったり、大豆に比べカロリーや脂質・炭水化物が低いなど栄養成分の違いがあり、流通上の食品群では、大豆は豆類、エダマメは野菜類として扱われています。成熟すると大豆になるのに分類は異なるエダマメ･･･ちょっと不思議ですね。

　エダマメは大きく分けると白毛種・茶豆種・黒豆種があり、流通の多くは白毛種。茶豆種では山形県特産の“だだちゃ豆”などが有名です。黒豆種はその名の通り、黒豆として出回る大豆の未熟な若莢を収穫したものです。お好みのエダマメを見つけてみてはいかがでしょうか(*^^*)
シンプルに塩ゆでしたエダマメも美味しいけど、サラダやオムレツ、シェイクやムースなどに変身させるのもおススメです☆
ビールの美味しい時季ですが、体の中からいたわりながら、ほどほどに飲んで楽しみたいものですね♪

野菜ソムリエプロ　木田靖代
2017/7/28