ふきのとう

春を告げる山菜☆

このレシピに使われた野菜たち"

山菜で感じる春☆
~フキノトウ~

ふきのとう

名前:フキノトウ(蕗の薹)
分類:キク科フキ属
生まれ:日本!

ふきのとう 全国では桜の開花・・・どころか!満開・終わりを迎えたとの便りが聞こえていますね。
札幌でも昨年10月23日の初雪から、先月3月29日に積雪「0cm」になるまでの約5か月もの冬の時季がようやく終わりました。北海道の天気予報では、まだ雪だるまマークが出て、マフラーや手袋が欲しい寒い気温を繰り返しています。
そんな中で見つけました♪フキノトウたちが顔を出しています!かわいい~(≧∇≦)

ふきのとう フキノトウは、地下茎から葉(フキ)が出る前に発生する花のつぼみを食べます。花が開いてくると苦みが強くなるので、つぼみが固いものが食べごろ。もし花が開いても、アク抜きしてフキノトウ味噌など、料理の仕方で美味しく春の味を楽しめます♪
天ぷらにする場合はアク抜きをしなくても良いですが、煮物やお味噌汁の具、フキノトウ味噌などにする場合は、アク抜きしてから使うと美味しく食べられます(^0^)v
このアクと呼ばれる独特な苦みやえぐみの正体は、アルカロイドやポリフェノールの一種クロロゲン酸。抗酸化作用を持つ成分で、生活習慣病の原因ともなる活性酸素をやっつけたり、腎臓や肝臓の機能を高めて老廃物を排出してくれますが、くれぐれも食べすぎにはご注意を!

ふきのとう なぜか春になると山菜を食べたくなります。「その時に食べたいものが体に必要なもの=旬のもの」ということなんでしょうね。古くから漢方としても使われていたという山菜には、冬の間に溜まった脂肪や老廃物を出し、新陳代謝を高めて体を春のモードへ切り替えてくれます。まさに理にかなっていると言えますね。

あの独特の苦味と香りが、子供のころはちょっと苦手でしたが、大人になって楽しめるようになりました。“山菜=大人の味”なのかも(^_-)☆
大人になってから食べられるようになったものが、ほかにも色々あります。食べ方を工夫したり、無理せず美味しく食べられるのを待つのも良いかもしれませんね。

VF 先人たちも春を告げる山菜と呼ばれるフキノトウを食べて、春を感じていたのかもしれませんが、人間だけではなくクマも冬眠から覚めると一番初めに食べるのがフキノトウなのだとか(笑)
これからどんどん出てくる、北海道の春の山菜たちも楽しみです♪

 

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2018/4/6