ブロッコリー

緑色のモコモコの秘密…☆

このレシピに使われた野菜たち"

緑花野菜(みどりはなやさい)
ブロッコリー

ブロッコリー畑名 前:ブロッコリー(Broccoli)
分類:アブラナ科アブラナ属
生まれ:地中海沿岸

 北海道ではちょっぴり不安定な天候が続いていますが、色とりどりの花々も咲き誇り、とても良い季節を迎えています。
天候状況に左右されながらも、野菜たちは畑でスクスク生長しながら、順番に収穫を待っています。

ブロッコリー こちらの野菜も元気に育っています♪
緑色の小さなつぼみがたくさんありますが、この正体は・・・和名「緑花野菜(みどりはなやさい)」と呼ばれているブロッコリー。モコモコした部分を拡大してみました(^0^)v
この部分は花蕾(からい)。選ぶときの1つの目安として、花蕾がシッカリしまっているブロッコリーがおススメです☆

ブロッコリー畑 栄養価は緑黄色野菜の中でトップクラスといえます。鮮やかな緑色の小さなツボミがびっしり詰まったブロッコリーには、 とくにビタミンC(100g中120mg)が多く含まれています。ちなみに、レモン(全果)は100g中100㎎。β-カロテンやビタミンK、葉酸、食物繊維などの他、カルシウムやリン、鉄分などのミネラルも多く含まれています。 ガン予防効果が高いとされる、イソチオシアネートの一種スルフォラファンが豊富に含まれており、今後の研究にさらに期待が膨らみます☆

ブロッコリーの浅漬け 2016年産は14.3%(農林水産省作物統計より)を占め、全国NO.1の生産量を誇っています。さらに、江別市は北海道NO.1の生産量!ブロッコリー畑がはてしなく広がっている光景は、まるで葉っぱの海でかくれんぼ出来そう(≧∇≦)
地元産は花枝や葉っぱ付きで出回っていますが、ぜんぶ美味しく食べられるんです。茎の部分は皮を厚めにむいて調理すると、とっても甘くておいしい♪生のまますりおろして卵焼きにしても◎花枝も皮をむいて一緒に調理できます。捨てるところがない!生ごみも減って体にも良いなんて、なんて優れもの野菜なんでしょう☆

ブロッコリー じつは、ブロッコリーにもたくさんの品種があり、ピクセル・サマーポイント・スターラウンド、スティックセニョール(茎ブロッコリー)などなどがあります。枝分かれの多いもの、ドームの形がなだらかでキレイなもの、茎の長いもの・短いもの、寒さから自分を守ろうとするときに出る色素(アントシアニン)が出にくいもの・・・。美味しいブロッコリーがたくさん並ぶこの時季、お気に入りのブロッコリーを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2018/6/29