新・旧で楽しむ?どさんこの七夕☆
七夕ってなぁに?
~笹の節句~
火星が地球に大接近中!9月上旬ころまで、赤く光る火星が大きく見えるということで、夜な夜な空を見上げています(*^^*)
そういえばもうすぐ七夕☆彦星と織姫は会えるかな・・・じつは、北海道では8月7日に七夕をお祝いする地域が多いんです。
七夕は笹の節句ともよばれ親しまれていますが、七夕(しちせき)として五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)の一つにあたる季節の節目でもあります。
全国的には7月7日にお祝いしています。諸説ありますが、旧暦(7月7日)・新暦(8月7日)として、北海道でも道南の函館、道東の釧路・根室では旧暦にお祝いしている地域があります。北海道はでっかいどう~!新・旧で2度楽しめるどさんこは、ちょっぴり得した気分♪
七夕は、奈良時代に伝わってきた中国のお裁縫の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」と、日本の収穫した麦や雑穀をお供えして、ご先祖さまに感謝する「先祖祭り」が結びついたものとも言われています。平安時代には宮中行事となり、神木である梶(かじ)の葉に和歌を書いて願いごとをしていました。
本来は“向上心のある願い”を書いて託すもの。つい“○○が欲しい!”と短冊に書いてしまいがちですが、気を付けなきゃね(;^^)
節句ごとに旬のものを食べて邪気を祓う風習がありますが、もちろん!七夕にもあります(^0^)v
それは・・・そうめん。
中国から伝来した、米粉と小麦粉を練って縄の形にしたお菓子「索餅(さくべい)=むぎなわ」から、そうめんを食べる風習になったようです。
天の川や織姫の織り糸に見立て、小麦の収穫を神様に報告するためとも言われています。
日本の風習には農業との関わりや、先人たちから受け継いだ色々な意味・願いが託されています。ひとつひとつの由来や地域ごとの違いなどを知ると、さらに楽しみ方が広がるかもしれませんね♪
8月7日は暦の上で立秋も迎えます。冬至にはカボチャを食べるなどの風習は特にありませんが、厳しい暑さが続いているなかで、旬の野菜たちは強い味方になります0(^0^)0
見た目も色鮮やかで夏バテ予防をしてくれる夏野菜をたっぷり食べて、楽しいひと時を過ごしたいものです。
忙しい日常ですが、ちょっと一息ついて、夜空を見上げ星を探してみてはいかがでしょうか☆
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2018/8/3