稲穂

七五三のお祝い☆

このレシピに使われた野菜たち"

成長と生長に感謝☆
~七五三~

畑

北海道では白い便りがなかなか届かず、いつもより遅い冬支度となっています。11月14日(水)に、ようやく初雪が観測されたのが道北の稚内・旭川、道東の網走。稚内ではナント!観測史上もっとも遅く80年ぶりの記録となりました。札幌近郊でも、もうまもなく白い便りが届くころかなぁ。
さて、この時期の北国では、雪が遅くて嬉しいのが七五三のお祝いかもしれませんね(*^^*)

七五三 11月15日は七五三。3才の男女・5歳の男の子・7歳の女の子の成長と、長生きしますように☆との願いを込めて、お宮参りをします。七五三
古くは平安時代の髪置きの儀・袴着の儀・着袴の儀から始まった儀式が、時代につれて変遷し、明治時代には「七五三」と呼ばれるようになりました。「7歳までは神の子」・・・現代のように医学が発達していなかった昔では、残念ながら幼い子の死亡率が高く、幼い子の成長が当たり前ではなかったようです。

VF そんな大切な七五三ですが、特別な御祝い膳というものではなく、千歳飴がおなじみ♪おめでたい意味の紅白、細く長~く生きますように☆という願いが込められています。
長く健康で生きていくためには、食べることがとても大切です。私たちの体は食べたものから出来ており、いま食べたものが未来の体を作っているということを、忘れずにおきたいものですね。
生活習慣病予防や発がん物質の抑制作用などに期待できるのが、野菜・果物です。毎日バランス良く食べて、健康寿命を延ばしましょう0(^0^)0

稲穂 では、なぜ11月15日に七五三のお祝いをするのでしょうか。
「7+5+3=15」で15日、この日は旧暦で一年で最初の月の満月の日、など諸説あります。農作業がひと段落つく頃でもあるので、一年の収穫を感謝する収穫祭の意味も含まれています。日本の風習には、農業との関わりがとても多くありますね。
北海道では、もうまもなく真っ白な雪で覆われる畑。雪のした野菜などもありますが、たくさんの農産物を育ててくれた畑は、ひと休みの期間です。ゆっくり冬眠して体力を蓄えて、また美味しい農産物を育てて欲しいものです。
大地の恵みのおかげで、みんなが健康で長生きしますように☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2018/11/16