キャベツで感じる春…☆
季節でもイロイロ♪
~キャベツ~
★名前:キャベツ(Cabbage)
★分類:アブラナ科アブラナ属
★生まれ:ヨーロッパ地中海沿岸諸国など
ついに30cmを切りました!…この数字は、ただいまの札幌の積雪量です。子供たちを待つ公園の雪融けは、もうしばらくかかりそうですが、雪割りの光景とともに、昨年より少し早く春の足音が近づいているようです。北海道はでっかいど~!少ない所では、すでに0cmとなっている地域がある一方、多い所では、まだ約180cmもの積雪量を記録している地域があります。
そんな春を早取りして感じさせてくれるのが、野菜の売り場♪まだ色白の越冬キャベツがたくさん並ぶなか、本州からやってきた鮮やかな緑色の春キャベツたちが並び、ぐっと春らしさが増してきました。
キャベツは、それぞれの季節や土壌に合う多品種が栽培されており、大きく分けると、巻きのしっかりした“寒玉キャベツ”、ふんわりやわらかい“春キャベツ”、やわらかい葉の“夏秋キャベツ(別名:高原キャベツ)”の3つになります。
“春キャベツ”などは、品種の名前ではないので、お間違いのないようにね(*^^*)
いまの時季、もうしばらく楽しめる雪国自慢の寒玉キャベツは、平べったい形で肉厚でしっかりした巻き!加熱すると甘みが グッと増します。煮込み料理が得意なのでポトフやお鍋、ロールキャベツなどにおススメです☆もちろん、生のままバリバリ食べてもOK!ざく切りにして塩昆布&ゴマ油の組み合わせは、おやつにもおつまみにもピッタリです♪
ゆるくふんわり巻いている春キャベツは、葉がやわらかいので、サラダや浅漬けなど生食にぴったり!ふわふわの千切りキャベツはモリモリ食べられますね。北海道産の登場は6月中旬頃からかなぁ~今から楽しみです♪
キャベツは、大きいものでその重さナント!約19kgにまで生長する北海道の伝統野菜である札幌大球から、可愛らしいOKサイズくらいの芽キャベツまで、品種もサイズもイロイロ♪それぞれの個性を生かして調理すると、さらに美味しく食べられます(^0^)v
一般的に「どのキャベツを選んだら良いかしら・・・」と悩んだ時は、芯の大きさに注目!500円玉よりやや小さめサイズを選びましょう。芯をくり抜いて、ぬらしたキッチンペーパーなどを詰めて、新聞紙につつんだりポリ袋に入れて保存すると長持ちします。「丸ごと一個食べられないわぁ~」と、カットしたものを買う時は、カットの断面が盛り上がっていないもの、芯が高くなりすぎていないものが◎。なるべく早めに食べちゃいましょう。
シッカリ保存しながら、最後まで美味しく食べて旬を楽しみたいですね(^0^)/北海道の美味しい春も、もうすぐそこです~☆
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2019/3/8