落花生

え!?なまの落花生ってなぁに?

このレシピに使われた野菜たち"

今年も満喫中☆
~落花生~

落花生

名前:マメ科ラッカセイ属
生まれ:南米アンデス地方

え?どうしたの??というほど、10月としてはとても高い気温が続いた北海道です。10月2日には札幌では32年ぶり!観測史上3番目の高温25.7度を記録しました。秋はどこへいったのやら・・・?
そんな夏のような気温に少々戸惑いながらも、しっかり秋の味覚を楽しんでいます♪今年も心待ちにしていたなま落花生(^0^)/

落花生北海道でも落花生の栽培が行われています♪暖かい地域の生まれなので、寒い地域での栽培は難しいと言われていましたが、今では北海道内各地で積極的に栽培に取り組んでいます。
落花生は黄色い可愛らしい花を咲かせます。受粉して花がしぼむと、子房の元が根のように伸びて土の中にもぐりこんでいきます。この伸びた部分を子房柄(しぼうへい)と言い、土の中にもぐった子房柄の先がふくらんで大きくなると莢(さや)が誕生し、その中に実が出来るのです。落花生
やわらかそうな子房柄が土の中にもぐり込む様子は、“すごいなぁ~!”と、その力強い生命力を感じずにはいられません。イモ掘りのように収穫するので、どんな落花生がなっているのかは、土の中から出てくるまでのお楽しみです♪
名前の由来は、“ちたところにさやがまれる”ということで落花生。納得ですね(*^^*)

落花生落花生と言えば、北海道で“節分で撒く(まく)豆”。あの乾燥した殻に入ったものをイメージされる人が多いかもしれません。先日、知人との会話でも「え?落花生って生があるの??」と驚きのリアクションで、まだあまり知られていないことを実感しました。乾燥させる前のなま落花生は、なんともいえないムニュっとしたホクホク食感でまさに豆!の美味しさ♪炊き込みご飯なども良いけど、シンプルに塩ゆでするとおつまみにも最高です(≧▽≦)

落花生

ただし、この作業が大変!!収穫してから一粒ずつ切り離してザッと水洗い→ネットに入れて洗濯機で洗う(生産者さんによっては)→選別、パック詰め・・・これら全て手作業という、とっても大変な労力なのです(>_<)
もっとたくさんの人たちに魅力を伝えたい!と、生産のプロに育ててもらい収穫するオーナー制を行っている生産者さんもいるので、ぜひ!楽しみながら、旬のなま落花生を堪能してみてはいかがでしょうか♪
北海道の美味しい秋の味覚を感謝して、いただきます~☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2019/10/4