ハスカップ

北海道ならでは!あの果実☆

このレシピに使われた野菜たち"

北海道の不老長寿の果実ってなぁに♪
~ハスカップ~

ハスカップ

名前:ハスカップ(和名:クロミノウグイスカグラ)
分類:スイカズラ科スイカズラ属
生まれ:シベリアのバイカル湖周辺

北海道は寒暖の差が激しく、紅葉もキレイな時季となっています。晴れた日は紅葉狩りの絶好のチャンス♪青い空と赤や黄色の紅葉のコントラストは、たまらない光景です(≧∇≦)

ハスカップそんな時季の旬が外れている中ですが、ハスカップのお話です♪
北海道ならではの、不老長寿の実ともいわれる果実のハスカップですが、知っているようで意外と知らないのでないでしょうか?数年前、東京へ出張の際に持参していたハスカップ風味の飲料に「ハスカップってなぁに?どんな形をしているの??」などと、大注目され衝撃をおぼえたことがありました。

ハスカップという名前は、「枝の上にたくさんなるもの」を意味する「ハシカプ」というアイヌ語から由来。低木に深い青紫色の果実をつけ、品種によっても、よく見ると形や食味が違うものがあります。北海道でしか栽培しておらず、フヨフヨやわらかい皮でとても繊細な果実なので、冷凍での流通はありますが、生ではあまり見かけません。もしかしたら、どさんこでも食べたことがない人が多いかもしれませんね。
甘酸っぱく特有の苦みがあり、そのまま食べてももちろん美味しいのですが、ジャムやお菓子などに大活躍しています。色々な北海道銘菓があるので、幼いころから慣れ親しんでいるものもたくさんあります(*^^*)

ハスカップ

ハスカップ美味しいだけではありません。その栄養価にも注目!とくに鉄分が多く、カルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富。ビタミンC・Eも多く含まれています。アントシアニンも豊富で抗酸化作用はもちろん!老化対策に効果が期待できる抗糖化作用が含まれていることが分かっています。古くから不老長寿の実と言われる由縁は、老化予防にも効果が期待できることからかもしれません。これからの研究に、さらに期待が膨らみます0(^0^)0

ハスカップそんなハスカップ栽培面積日本一を誇るのが、新千歳空港から車で35分くらいに位置する厚真町です。昨年の北海道胆振東部地震の甚大な被災地のひとつですが、日本一ハスカップの魅力と美味しさをたくさんの人に伝えるべく活動しています。
その中でも、㈱あつまみらい(旧:ハスカップファーム山口農園)さんでは全国の北海道物産展に出店して、ハスカップを使ったスムージーやクレープなどを販売し、美味しい笑顔を広げています♪
たくさんの人がハスカップに魅了されて欲しいですね。

ハスカップ一つの根元から二つの花を咲かせ、合体して一つの実になるのがスイカズラ科の特徴です。実の先端を割くとハートのようにも見えるところは、ロマンチックな花言葉「愛の契り」というハスカップにぴったり(≧∇≦)
ハスカップを食べて、心身ともにたくさんの愛が広がりますように☆

 

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2019/10/25