ちょっと早めのお節料理☆
～恒例♪農家のかあさんと『グルメ教室』～

朝カーテンを開けて外を見ると真っ白な雪で覆われていてビックリ！北海道にそんな時季が近づいてきました。さらに、クリスマスグッズと一緒に鏡餅が並び始め、ちょっぴり気ぜわしくもなる頃です。
年内最後の農家の母さんたちと恒例の「グルメ教室」では、ちょっと早目のお節料理をご紹介しました。全部を作り揃えなくても、一品・二品でも手作りのものあると嬉しいですよね！と、盛りだくさんのメューはこちら(^0^)/

【ちょっと早目のお節料理】
★一の重～伊達巻・たたき ごぼう・黒豆(生姜シロップ漬け)・飾りかまぼこ(梅)・ゆり根金団
★二の重～鮭の西京焼き・海老の包み焼・菊花かぶ・みかんなます
★三の重～筑前煮
★与の重～炊き込みちらし 寿司

ほとんどが地元の美味しい食材たち！ユリネや ニンジン・サトイモ・カブ、立派なエビや鮭などの食材が所狭しと並んでいます。
“これも作っているの？”と、たくさんの人に地元野菜を知って・美味しく食べてもらえるように☆と、この教室の願いがまた叶った嬉しいひと時もありました(^0^)v
飾り切りなどの説明にもしっかりと耳を傾けています。ちょっとのひと手間で、お正月らしさをパァ～っと演出できるので、覚えておくとお得です。
かまぼこの飾り切りは、切り込みを入れすぎると切れてしまうのでご注意！
農家のかあさんが庭から切ってきてくれた松葉で留めると、一層お正月らしさが増します(*^^*)

ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。海老は餃子の皮を使って包み焼に、京くれない(ニンジン)の鮮やかな赤い色が、なますの華やかさをアップしてくれます。優しい甘さの伊達巻もキレイに巻くことができました♪

お重に詰めるイメージでパックに詰めると、なんとも豪華なお節料理が完成☆1つずつの量は少ないですが、この品数なのでボリュームたっぷりです！生徒さんたちの個性をだし工夫しながら詰めて完成したお節料理は、目でも楽しませてくれますね。
“食べるのがもったいない！”“このまま持って帰りたい♪”などと言いながらも、試食すると“おいしい！”と、ステキな笑顔を見せてくれました。講師にとっては一番の嬉しい一言です(≧∇≦)

先人からの大切な風習を受け継ぎ、お節料理に込められている、それぞれの意味を“知って”、特別な料理を美味しく食べながら一年の願いを込めたいものですね。
現代では、なにかと忙しい時間を過ごす日々なので、購入することが多いかもしれませんが、今年は一品・二品の手作り料理を加えてみてはいかがでしょうか(*^^*)

野菜ソムリエプロ　木田靖代
2019/11/15