魅力豊富な粒たち☆Vol.1
コ~ ンなトウキビも♪
~スイートコーン~
★名 前:スイートコーン(Sweetcorn)
★分類:イネ科トウモロコシ属
★生まれ:メキシコ・ボリビアなどの中南米の熱帯地方
北海道の朝晩は少しずつ寒くなってきたものの、日中は残暑が続いています。北海道らしからぬ気温に“本当に9月なの?”と思ってしまうけど、トンボたちの姿にしっかりと秋を感じてきました。こちらの野菜たちを楽しめる時季も、あともう少しかな♪
茹であがった時の香り、焼いた時の香ばしいにおい、どちらも大好き(≧▽≦)そう!スイートコーンです♪
北海道ではトウキビと呼ばれ愛されているスイートコーンは、札幌の大通公園の名物「トウキビワゴン」でも知られており、どさんこのみならず観光客の人気のまととなっています。
スイートコーンは、1904年(明治37年)アメリカからゴールデン・バンタムが導入されて日本で初めて北海道で栽培。いまでは生産量ナン ト!全国NO.1!38.4%(2018年)をも占める自慢の野菜のひとつです(^0^)v
スイートコーン(甘味種)は、米・麦とともに世界3大穀物とされるトウモロコシの分類のひとつ。トウモロコシは、デンプンや飼料用「フリントコーン(硬粒種)」、飼料用やコンスターチなど幅広い用途「デントコーン(馬歯種)」、大人から子供まで大人気!ポップコーンの原料「ポップ コーン(爆裂種)」、七色に輝くグラス・ジェム・コーンなどなど、様々な形で食卓に登場しています。また、品種ではありませんが、若採りの可愛らしいベビーコーン(またはヤングコーン)も人気です。
私たちが一般的に食べているのはスイートコーン。色もイロイロあり、大きく3つに分けられています。
・ゴールデンコーン(黄粒種)・・・濃い黄色の一色のコーン。恵味ゴールドなど
・バイカラーコーン・・・黄色と白の2色が混ざったコーン。ハニーバンタム・ピーターコーンなど。
・シルバーコーン(白粒種)・・・皮がやわらかく白い粒のコーン。ピュアホワイト、ロイシーコーンなど。
最近では生で食べても美味しい!と、いろいろな品種がありますが、茹でてシンプルに食べて美味しいのはもちろん、スープやスイーツなど品種の特徴を生かした料理でも食べられています。食べ比べて、自分好みの味を発見してみてはいかがでしょうか(*^^*)
可愛い双子ちゃんベイビー付♪コ~ンなスイートコーンにも出会いました☆
生産者さんによる場合がありますが、規格外品とされ売場には並びません。生産者さんは皮をむかなくても、収穫時にすぐ判別するこ とが出来るので、その場で自家消費または廃棄となってしまうんです。なんてもったいない!!1本を立派に生長させるためにはリスクがあるかもしれませんが、おかあさんスイートコーンもとっても立派に育っていました。私はベイビーちゃんに出会ってお得感いっぱいで嬉しかったなぁ♪どうか、捨てられずに食卓に美味しく登場して欲しいものです。
次回は、栄養や選び方などの話に続きます。旬の魅力い~っぱい!スイートコーンを楽しみましょうね(^0^)/
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2020/9/4