どんど焼きで厄払い☆
無病息災を願う☆
~どんど焼き~
先日、身長をも越す高さになっていた国道沿いの雪の壁は、一夜にして無くなっていました。街路樹や電信柱などの根元もキレイに取り除かれているという作業の丁寧さ!重機(?)でこんなにもキレイに雪を取り除けるものなのかと、驚きと感動でした。極寒の中、みんなが眠っている間の素晴らしい作業に、“作業員さん、安全をありがとう!”と感謝の気持ちを心の中で叫んでしまった・・・冬の北海道のひとコマでした(*^^*)
さて、新年から半月が過ぎ、すっかり平常モードに戻っていますが、暦の上では、まだお正月が続いています。地域によって風習の違いがあれど、小正月(1月15日)や二十日正月(1月20日)があります。
特に今年は、新型コロナウィルスの影響が大きく、たくさん神頼みをしたい!そんな気持ちでいっぱいです☆
~小正月には何を食べるの?~
小正月(1月15日)の朝に、小豆粥を食べる風習があります。赤い色の小豆には、悪を払う陽力を持つと信じられていることや、また家族が1年マメに健康で過ごせますように☆と、無病息災や家内安全を願う意味があります。
小豆は食物繊維も豊富で、血液中の余分な脂質を洗い流してくれるなどステキな成分がたっぷり!お正月料理で疲れた胃腸をいたわってくれますね♪
~どんど焼き~
1月15日、日本全国に伝わる火祭りがどんど焼き。お正月にお迎えする歳徳神(としとくじん)様の目印にしていた門松やしめ飾りなどを燃やして、五穀豊穣・無病息災・家内安全を願い、炎と共にお送りするものです。
書初めはしましたか?
願掛けも様々で、書初めを一緒に燃やして、高く上がったら字が上手く書けるようになる、書き初めを一緒に燃やして高く上がったら勉強が出来るようになるなどの意味もあります。
さらに、その火にあたると若返る、その火で焼いた餅を食べると病気をしない、その火で焼いたミカンを食べると風邪をひかないなどなど。ぜひ!願いをかなえてもらいたいものですね☆
どんど焼きは、神社によって日にちが決められているので、確認することをおススメします。
小正月は「女正月」などとも呼ばれており、大掃除やお節料理づくりなど、忙しく働いた女性をいたわってひと休みしてもらおう!という意味があります。
新型コロナウィルスの影響でおうち時間が増え、改めて、日常における家の中の仕事の数々に気づいたこともあるかもしれませんねv
無病息災・・・心から願いたい2021年です☆
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/1/15