みそ

発酵してパワーアップ☆

このレシピに使われた野菜たち"

寝かせて待ちわびる調味料☆
~味噌~

みそ

北海道もすっかり春の風となり、雪融けを待つ畑では、ハクチョウやトンビたちが餌をついばんでいる姿を見かける季節がやってきました☆
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、特に免疫力アップを期待できる食事に注目したいものですね0(^0^)0

みそ

免疫力アップが期待されるものに、色々な発酵食品がありますが、日本の一汁三菜の食卓に欠かせない味噌もそのひとつ。
日本では飛鳥・奈良・平安時代から、漬物や納豆、味噌、醤油、日本酒などの発酵食品が作られてきています。食材の保存性がアップするだけでなく、独特の風味や栄養成分が増したり、抗酸化作用が強くなるなど、微生物たちがその食材に美味しさや栄養価をプラスしてくれています。
北海道生産量全国NO.1!約41.6%(2019年)を占めるのが、味噌の原料である大豆。畑の肉と呼ばれるほど良質なたんぱく質が豊富で、脳にとっての大事な栄養源ビタ ミンB1や若返りのビタミンE、ビタミンKなどのビタミン類、食物繊維、カリウムやカルシウムなどのミネラルもたっぷり!食べ物からしか摂れない必須アミノ酸のバランスが良く、さらに米には少ないリジン(必須アミノ酸)を補うので、和食はとても理想的な形とも言えます。

キャベツたっぷり☆豆乳みそスープさらに、たくさんの機能性成分も含まれており、中でも注目するのはポリフェノールの一種イソフラボン。エストロゲンと同じような働きを持つことから、女性の悩みでもある更年期障害を軽減させてくれたり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や動脈硬化予防にも効果が期待されている、とっても魅力的な成分なのです。そのイソフラボンを効率よく吸収するには、発酵食品と食べるのが良いとされているので、味噌汁は、まさに理にかなった食事です。ダブルでイソフラボンを摂れる、豆乳と味噌を合わせたスープもおススメです(^0^)v

みそ私は手作り味噌を食べてから、そのまろやかな風味のトリコになり、樽(約17kg!)で仕込み初めて6年目。残念ながら、今年は新型コロナウィルスの影響で仕込みが中止となりましたが、昨年からよ~く寝て美味しくなっている味噌を食べながら、健康生活を目指していきます(*^^*)
最近、特に免疫力アップを期待し注目されている発酵食品ですが、日本の古き良きものたちです。改めて、その魅力を知って、毎日の食卓に上手に取り入れていきたいものですね☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/4/2