シャリシャリ食感♪みずみずしい秋の味覚☆
赤?青?お好みはどれ♪
~梨~
★名 前:ナシ(Sand pear、Nashi pear)
★分類:バラ科ナシ属
★生まれ:中国
あんなに北海道らしからぬ猛暑続きだったのに、お盆を過ぎてから涼しくなり、すっかり過ごしやすくなりました。
北海道の夏の味覚をめいっぱい楽しんでいるどさんこですが、ふと見上げると、少しずつ色づき始めているナナカマドの実に秋の気配を感じました。
~なしにもいっぱいある♪~
箱を開けると、さわやかな甘さの漂う梨がいっぱい!嬉しいお届け物の秋の味覚も楽しんでいます♪
梨の歴史はとても古く、日本書紀には弥生時代から栽培が始まったと記述されています。今では、たくさんの種類を楽しむことができますが、大きく赤梨と青梨の2つに分けられます。
皮の色が褐色の赤梨には幸水や豊水などがあり、甘みが強く果汁が豊富な幸水は人気も高く日本のトップ品種です。皮の色が黄緑色の青梨に代表されるのは、上品な甘さと酸味を持つ二十世紀(ニジッセイキ)などがあります。
出回る時期によって品種も違ってくるので、お好みの品種を見つけておくと良いかもしれませんね(*^^*)
~効能がいっぱい!~
夏の疲れがでて体調を崩しやすい季節の変わり目には強い味方。かじると果汁が飛び散るほど、水分が約88%ととってもジューシーな梨には、たくさんの魅力がいっぱいあるのです0(^0^)0
・咳止めや解熱効果・・・梨に含まれている、特に注目すべきは甘み成分のソルビトール。糖アルコールの一種であるソルビトールには、咳を鎮めたり解熱効果が期待できます。水分たっぷりなので、のどを潤して乾燥から守ってくれます。さらに、便通を整えてくれる作用もあります。
・疲労回復効果・・・じつは、梨にも疲労回復効果が期待できるアスパラギン酸が含まれているのです。夏の疲れが出てくるこの時季、梨を食べて元気に過ごしたいですね。水分補給にもおススメです。
ほかにも、カリウムを豊富に含んでおり、余分な塩分を体の外へ出してくれるので、むくみ予防にも期待できます。まだ残暑も続くので、汗と一緒に流れてしまうカリウムを補ってくれます。
~使い方イロイロ♪~
シンプルにそのまま食べたり、ジュースにするのも美味しいですが、食べ方もイロイロあります♪
すりおろして、ジューシーでさわやかな甘さのドレッシングにしたり、パスタに入れたりピザのトッピングにするなど、甘さとシャリシャリ食感をイロイロ楽しむことが出来ます(*^^*)
梨の心地よい環境は、最適貯蔵温度-1.7~-0.6℃/同湿度90~95%。品種によって日持ちに違いがありますが、おしり(花落ち)の方を上にしてポリ袋に入れて冷蔵庫に保管し、早めに食べるのがおススメです。
正しく保存しながら美味しく食べて、残暑を元気に過ごしましょう~☆
野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/8/20