つめた~い雪の中で美味しくなるキャベツ♪ Vol.1
北海道ならではの野菜たち
~雪の下キャベツ~
スーパーなどでもレギュラーメンバーとして、通年登場している野菜のひとつにキャベツがあります。 サラダにポトフ、お好み焼き、野菜炒め、とんかつとベストコンビの千切りなどなど、私たちの食卓で主役に脇役にと幅広く活躍しています(*^^*)
同じ品種がずっと出回っているわけではなく、それぞれの季節や土地の土壌に合う多品種が栽培されています。
大きく分けると、ふんわりやわらかい“春キャベツ”、高冷地で栽培されるやわらかい葉の“夏秋キャベツ(別名:高原キャベツ)”、巻きのしっかりした“寒玉キャベツ”と3つになります。
千切りやサラダなど生で食べるのがおススメなのは春キャベツ、煮込み料理が得意なのでポトフやお鍋、ロールキャベツには寒玉キャベツ、その中間が夏秋キャベツ。
それぞれの特徴や旬、得意な料理があるので、上手に使い分けるとさらに美味しく食べられます♪
ちょっと待って!まだあります(^0^)/
ただいま北海道は冬真っ盛り!広い畑も一面深~い雪の中ですが、じつはこの中に野菜たちが隠れているのです。
北海道には、「雪の下・・・野菜」に代表される雪の下での貯蔵のほか、アイスシェルターなどの低温貯蔵庫などで保存して出荷している生産者さんがいます。雪の下は天然の冷蔵庫ですものね♪
キャベツもそのひとつ…もうひとつの分類ともいえる「越冬キャベツ」。収穫した寒玉キャベツを雪の下で保存したものが越冬キャベツとなります。
寒くなる季節だからこそ!雪がたくさんある広い北海道だからこそ!あま~くて美味しい野菜たちにめぐり会えるんです♪まさに雪国ならではの特権です(^0^)v
でも…大根やキャ ベツなど重量のある野菜たちを、2mもある深い雪の中から掘りだすのは、なんとも大変な作業です!
おいしい野菜を食べてもらいたい生産者さんの知恵とその野菜たちのおかげで、私たちは命を繋いでいるわけですから、しっかり無駄なく美味しく食べてあげたいものですね。
厳しい冬も雪と仲良くしながら過ごすと、とっても楽しいものです♪
2016/1/15
なぜ野菜たちは凍らないの?
このナゾに次回せまります!お楽しみに~(^0^)/