アスパラガス

春を告げる人気者野菜☆VOL.2

このレシピに使われた野菜たち"

ドリンクとしても大活躍!?
~アスパラガス~

アスパラガス

★名前:アスパラガス(Asparagas)
★分類:クサスギカズラ科クサスギカズラ(アスパラガス)属
(※植物の分類体系上、キジカクシ科などともされる)
★生まれ:南ヨーロッパ

田植え

北海道では田植えが終わった地域もあり、露地もの野菜たちも少しずつ出回ってきました。美味しい新米の季節も待ち遠しいなぁ♪
日中は20℃を超える日もあり、夕方でも少し暖かく感じてきました。庭で楽しむバーベキューの香りも漂ってきて、ジンギスカンと一緒にアスパラガスも網の上に登場する、どさんこの美味しい季節になってきました☆
アスパラガスの魅力はい~っぱい!前回の春を告げる人気者野菜☆VOL.1の話に続きます(*^^*)

~どんな栄養があるの?~

アスパラガスアスパラガスの特徴的ともいえる栄養がアスパラギン酸。アスパラガスから発見されたことから、名前の由来にもなっています。体内でのさまざまな代謝に関与し、疲労回復に効果的!栄養ドリンクなどでも耳にしたことがあるのではないでしょうか(*^^*)
アスパラガスは野菜の中でもタンパク質が多く、妊婦さんに大切な葉酸なども含んでいるほか、余分な塩分を体外へ排出してくれるカリウムは、高血圧予防などにも期待できます。
アスパラガスまた、アスパラガスの穂先派or根本派で好みも分かれることもありますね。それぞれの栄養にも注目したいところ。穂先に多く含まれるのがルチン。利尿作用や血圧を下げる作用があり、高血圧予防にも効果が期待されています。根本にある三角形の部分には、アスパラプチンという血圧を下げる効果が期待される成分が含まれています。はかまと呼ばれるこの部分は、正三角形が健康優良児の目印。選ぶ時の目安にどうぞ(^0^)/

~保存方法はどうするの?~

アスパラガス鮮度落ちが早いので、買って来たらすぐに食べたいことろですが、2~3日くらいで美味しく食べきりたい!という時は、こんな保存方法がおススメです。
新聞紙やキッチンペーパーなどで根元の切り口を包み、コップに入れてポリ袋をかぶせ、育った状態と同じように立てて冷蔵室に入れてあげましょう。また、アスパラガスは貯蔵最適温度2.5℃/同湿度95~100%なので、野菜室よりは冷蔵室の方が居心地の良い環境です♪長さがあるのでドアポケットにスポッと入れてみてくださいね。
たくさんあってどうしよう~!という時は、サッと硬めに茹でてラップに包み冷凍庫で保存もできます。1か月を目安に美味しいうちに食べましょう。
せっかくだもの、最後まで美味しく食べたいですねv

~どうやって食べよう~

アスパラガス“茹でてマヨネーズを付けるのが好き♪”という声も多いですが、少しの水で蒸し煮すると、栄養の損失が少ないうえに、うま味も濃く美味しく食べられます。グリルにして粉チーズをかけたり、フリッターや天ぷらもイイなぁ(≧▽≦)
また、硬い根元部分だけを集めておいて、ミキサーにかけてポタージュやスムージーなどにすると、無駄なく栄養まるごと食べられます。
今が旬!魅力いっぱいのアスパラガスを美味しく食べて、心も体も元気に整えていきたいものですね☆

野菜ソムリエプロ 木田靖代
2021/6/4